茶道具買取依頼で、煎茶道具にも使える菓子鉢で伊万里焼の色絵の作品をお譲り頂きました。
買取例の説明
写真が13枚あります。くわしくはこちら
高さ約 8.5cm 直径約 24.5cm
お電話を頂き、石川県加賀市まで出張させて頂きましたが山陰地方も北陸自動車道ですぐに行けるので便利な世の中です。先代が茶道をされて、その煎茶道具が大切に保管されており、また、泉鏡花の有名な「夢もおぼろな山代温泉」と詠んだ詩がある山代温泉の服部神社の近くに自宅があられ、お話では先々代の昔、温泉宿で財をなされて、その時の古美術工芸品も残っているとの事でした。工芸品やいろいろの作品を拝見させて頂きました。その内、茶壺と 菓子鉢 を売却頂きました。この菓子鉢は江戸時代後期頃の焼き物です。すべて手描きで、面白い昔の手作りの 逸品 です。時代が浅いので古陶器とまではいきませんが、綺麗な模様で 上がり も良い品物です。描き込みが 細密 で、非常に美しい 赤絵 の鉢です。写真のように、傷・割れ等無く、完品 です。 保存状態 の良い、李朝陶器などの 古陶器 を売却される際にはご相談下さいませ。
どのような陶器にも言える事ですが、古い作品は鎌倉時代から桃山時代、江戸時代そして明治時代とその時代、その時代に作られた作品ですが、後づくりと言って、例えば桃山時代の陶器を真似て、明治時代に作られたりする事がよくあり、偽物ではありませんが本当の時代の作品ではなく、価値は大きく下がります。やはり熟練した鑑定眼が大切な世界です。伊万里焼の場合は、人気があり瀬戸焼や周辺の窯でも作られ、本物のと間違って買っておられる方もおられ、気を付けて購入して下さい。
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