茶道具売却依頼で、茶室で使われていた銀製品の金工作品の煙管筒を売却頂きました。
お客様の声
海外に引っ越す事になり、趣味で集めていた金工作品の古美術品を整理しようと思い相談に伺いました。自分では目利きが利くと思っていましたが、やはりプロの骨董店の店主のご意見は非常に参考になりました。これはあまり価値が無いと、勝手に思っていた作品が高値でお引き取り頂き、大変嬉しかったです。
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買取例の説明
写真が40枚あります。くわしくはこちら
長さ約 21cm 胴の太さ最大約 1cm
骨董品は同じような作品に見えても、全て一点物でその時々で価格も異なり、純銀の金工品で、細工も良く古い時代の 逸品 で保存状態も良く、高値でお譲り頂きました。ご覧のお客様で、金工品や銀製品でその他にも気になる品物がおありでしたら、ぜひお気軽にご相談くださいませ。どうぞよろしくお願い致します。この煙管筒は、福島県須賀川市のお客様より買取させて頂いた品物で、「自宅近くには須賀川牡丹園が近くにあり、風薫る5月には優雅に咲き誇り、規模も美しさも世界最大級の名勝で、国の名勝に指定されています。」と話されておりましたが、福島県では大変な震災があり、この作品もよく残っていたと思うと、この貴重な作品に人の温もりを感じます。
この作品の時代は明治~大正時代の作品だと思われます。彫る技法が駆使された日本古来の 職人技 が素晴らしい逸品です。見事な彫金細工で葉っぱやカタツムリが表現されており、緻密 な味わいのある 名品 です。写真28のように、「K20」、「純銀」と 刻印 が入っております。在銘 ですが、作者についてはよく分かりません。採光の加減で白く光っておりますが、へこみ等なく、綺麗な状態で傷んでいる箇所は有りません。刀装具や鎧、兜から伝承されてきた日本古来の金工品は世界の人々に人気があり、日本独自の古美術工芸品です。
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