最近では煎茶道具にも使われる、菊蒔絵の香合を売却頂きました。
お客様の声
叔母が昔に購入したものでしたので、あまり価値は無いと思っておりましたが、想像以上に高額で引き取っていただけましたので、驚きました。考えてみれば叔母も御道具が好きで、結構高価な品物を買っていました。一点、一点、説明をして頂き、参考になりました。
私は少し遠くで、奈良市雑司町にある東大寺が近くですが、3月には、1260年以上、二月堂で1度も絶えることなく続く「修二会」が行われ、観客の頭上に火の粉を散らしながら童子が舞台を回る光景は圧巻です、奈良県に来られたら、是非ご覧ください。遠くで大丈夫かなと思っていましたが、気軽に来て頂きぜひまた次回の売却の際にもお願いしたいと思っています。
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買取例の説明
写真が22枚あります。くわしくはこちら
直径約 7.7cm 高さ約 2.1cm
近くの県の奈良県奈良市のお客様ですが、突然お電話を頂き出張させて頂きました。この町では昔からの何代も続いた 商家 や町家があります。当然いろいろな著名な作家や職人も多くおり、職人技の生かされた諸道具や煎茶道具、また古道具も沢山残っております。地の利と言いますか、お客様より初出しで売却頂いた品物が貴重な文化財ということもあります。この香合は、時代は明治から大正時代にかけての作品で、銘 こそありませんが、蒔絵が素晴らしく代々 伝承 されてきた名品のように思われます。材質は木地に漆が施されており、菊の模様が非常に 繊細 な蒔絵で描かれております。内側や底部には 梨地 が施されており、丁寧な昔の職人技が見事な 逸品 です。茶道具として使われても見事な作品で、高値で買取させて頂きました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のようにひび割れ等無く状態の良い品物です。
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