骨董品売却依頼で金工作品の刀装具で、鍔や小柄、また縁頭を売却頂きました。
お客様の声
たくさんの品物がお写真入りで掲載されている、やかたさんのホームページを拝見し、家にも同じようなものがあるなあと思い連絡させてもらいました。こちらのホームページは、実際に販売されている商品のひとつひとつに、きちんと価格が表示されているので信頼できました。こんなもの引き取ってもらえるのかなとダメもとで連絡させてもらいましたが、貴重な作品だったそうで、高価に買い取ってもらえて、びっくりしました。業界の話しもいろいろ聞けて、参考になりました。こうした古美術骨董店を利用するのは初めてでしたが、とても丁寧にご説明いただけたので安心できました。
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買取例の説明
写真が31枚あります。くわしくはこちら
山形県新庄市のお客様ですが、当店のホームページをご覧になり、お電話を頂きました。当店も刀装具を沢山販売しており、販売価格を表示して鍔や小柄、縁頭の販売写真を多く載せております。そのような当店のホームページをご覧になり、安心して品物をお送り頂きました。このお客様は整理をされ、すでにお子様やお友達などへ希望の品物は差し上げたそうで、お客様から見れば高価に買取できる品物は残ってないと思われていたようでした。しかし、当店でも人気の加納夏雄の作品も残っており、高価にお譲り頂きました。この作品のような金工作品の刀の装具は、古い時代 から 伝承 されてきた日本の貴重な 伝統技術 の 彫金細工 や 象嵌細工 の素晴らしい 職人技 で作られています。そのような金工品のなかでも加納夏雄の作品は日本でもトップクラスの人気がありますので、特別高価にお譲り頂きました。加納夏雄は、鏨を斜めに傾け、片側で彫ってゆく片切彫を得意としました。明治維新を迎えた後の明治2年に皇室御用を命じられ、明治天皇の太刀飾りを担当しました。さらには、新政府から新貨幣の原型作成を依頼され、門下生と共に試鋳貨幣の作成を担当しております。素晴らしい作品を残しており、特別人気があります。
今回は、一緒に売却頂いた面白い縁頭ですので、先にこの縁頭を紹介させて頂きます。材質は 赤銅 で、時代は江戸時代のものだと思われます。この作品も非常に出来の良い 上手 の名品で、銘 は江戸中期の山城の人、阿部光國とあります。日本の 職人技 を代表するような、見事な逸品で、写真26・27・28に、小柄を入れるように、少し凹んで作られております。古い時代 の物で、長年使われてきた痕がありますが、ご覧のように、状態の良い品物です。採光の加減で白く光っております。
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