骨董品売却依頼で伺い、拝見させて頂いた耳鳥斎の掛軸です。
お客様の声
祖父が骨董が趣味で、いろいろ集めておりましたが、私は興味がないので、思い切って処分しようと思い、京都の祇園骨董街で、長年営業されている老舗の骨董店なら安心と、連絡させてもらいました。やはり、素晴らしい目利きで、お願いして良かったです。古いものが多いのであまり価値が無いかと想像しておりましたが、思いのほか高価な作品ものもあると伺い、驚きました。いつ頃の時代から、どんな物があるのか、誰が作ったものなのか、さっぱり分かりませんでしたが、相場や注意点など、専門の古美術骨董店の方に説明や鑑定をして頂き、大変よく分かりました。今回は本当にお世話になりました。機会がありましたら、またよろしくお願いします。
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買取例の説明
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お譲りはして頂けなかったのですが、滋賀県大津市のお客様のお宅で拝見させて頂いた、昔の軸で面白い表具なので数点紹介させて頂こうと思います。耳鳥斎は江戸時代の大坂の 浮世 絵師、戯画作者でもありました。狩野派 の小柴隼人の 門人 で、一生懸命学ばれました。実家は酒造家でありましたが、骨董商を営み、絵を描き始めました。安永から天明期を最盛期として寛政まで活躍しました。略筆体で人間の手足を細く描いた個性的な鳥羽絵 で知られており、粗画でその意を表すのに才能を発揮しました。肉筆画 も多数あり、非常に素晴らしい 上手 の名品が残っており、日本の美術品として誇れる作品です。
このお軸は水墨画で、面白い逸品です。古い時代 の作品ですが、ご覧のように、状態の良い掛軸です。面白い 図柄 で、状態の良い昔の 掛軸 は買取させて頂きます。
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