日本画の掛軸で大振りの横物の草花図をお譲り頂きました。
お客様の声
寺を営んでいる実家に古くから保存してあった軸を買い取っていただきました。手入れも何もせずに放置しておりましたので、期待していませんでしたが、やはり専門の古美術骨董店の鑑定眼は凄く、思わぬ高値でお引き取り頂け、感謝しております。古美術やかたさんを利用するのは初めてでしたので、お電話で査定の流れなどを教えて頂きましたが、ゆっくり、詳しく説明して頂き安心してお願いできました。私は仏画のことは全然詳しくありませんでしたが、素人にも分かるようにゆっくりと丁寧に査定についての説明を、ありがとうございました。おもしろいお話、大変参考になりました。また、見て頂きたいものがありますので、次回の売却の際にもよろしくお願いします。
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買取例の説明
写真が8枚あります。くわしくはこちら
全体 縦幅約 145cm 横幅約 105cm
本紙 縦幅約 49.5cm 横幅約 85.5cm
東北のお寺の方よりお電話を頂き、使わない掛軸を売却したいと福島県会津若松市より骨董品売却依頼を頂きました。会津若松城がある福島県では武将に関する工芸品も多く残っており面白い作品が出て来る地区です。お電話で売却依頼を頂いたので、後日、メールに写真を添付し、寸法も書いてお送り頂きました。その後、買受価格を決定し、納得頂きました。宅配でお送り頂き到着して見ると、保存状態 も良く、大きな日本画のお軸で、事前に寸法を伺っていたとはいえ、余りにも立派で 上手 の逸品なのでびっくりしました。
このようなお寺で使われていた作品には、高僧 が書かれた 墨蹟 や仏書が多くあります。お寺にあるお軸としては、このような絹本に 極彩色 でなくても、岩絵具で彩色された絵が描かれていれば非常に高価な作品になります。また、このような 構図 で描かれているだけでも高価な作品になり、珍しい美術品の掛軸となります。松村 景文は、京都画壇の日本の江戸時代後期に活躍した絵師で、四条派の祖・呉春の 弟子 で、四条派の発展に貢献しました。作風としては余白を増やし、柔和で淡白な絵が多くあります。また日本的 花鳥画 の写生を得意としました。古い時代の作品ですが、ご覧のように、状態の良い作品です。面白い図柄で、状態の良い昔の逸品はお譲り頂きます。
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