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加藤卓男の三彩の花入れを紹介します。

 

加藤卓男は、古代ペルシア 陶器 の、斬新な色彩や独創的な造形、釉調に魅力を感じ、研究を重ねました。滅びてしまった幻の名陶ラスター彩はじめ、三彩、青釉、ペルシア 色絵 などを復元に成功し、西洋の異民族の 芸術文化 と日本文化とが融合された、独自のラスター彩を作り上げました。 近現代美濃 陶芸 の礎を築き、三彩 で人間国宝に認定されています。

この作品も、三彩の作品で、彼の代表的な作品になります。高さ23.3cm×幅11.8cmの手付きの 花入 れで、高台内に「卓」と  があります。 鮮やかな発色がたいへん美しい 名品 です。西洋文化の香りが感じられる面白い味わいがありますね。このような、彼の三彩の作品は高価買取させて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。加藤卓男の場合は、ラスター彩陶がたいへん有名で一番の高価買取作品になります。彼の 晩年 に作られた 上手 のラスター彩の 陶器 になりますと、この花瓶の2倍、3倍の価格で取引される作品もあります。

同じ作家の作品でも、仕上がり状態、制作年代、出来栄えなどにより、価格は変わってきす。その査定には審美眼が必要となります。品物の真贋を問うことを「鑑定」といいます。品物の値段を決めることではありません。真贋を問う力は、身に付けるのに数十年かかってもなお奥が深く難しい、というのが現実です。我々古美術骨董店業界では、鑑定士という資格は無く、数十年かかり長年の経験と信用を得てはじめて査定や鑑定ができるようになります。業界内で 真贋 を問う場合、簡単な言葉ですが、「ゴリっとしている」とか「すっきりしている」とか簡単な言葉でしか表現できないものです。しかしながら、そのたった一言に数十年の重みがあるのです。売却のご相談は、信頼と実績のある祇園の骨董店、古美術やかたにご依頼ください。(No.23)

 

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