小倉遊亀の得意とした作品を紹介します。
小倉遊亀が得意とした構図で、九谷焼の 湯吞み と青梅が描かれています。初夏を思わせる鮮やかな色彩で描かれており、さすがと思わせる 名品 です。このように、大胆でおおらかな画面構成、近代的で明るくさわやかな 作風 が彼女の特徴です。陶器の白と、青梅の青さを大胆に対比させていますね。澄んだ色彩と骨太な 線描 で明快に描かれた、このような、小倉遊亀の 晩年 の作品はたいへん人気が高く、高価買取対象となります。特に、花の絵や 九谷焼 の 皿 や 花瓶 が捻って描かれている作品は、特別高価にお譲りさせて頂ける作品となります。百万に近い値段で取引されることもあります。売却をお考え際には、是非ご相談ください。どの作家にも言えることですが、作家は自分の描こうとする対象物に情熱を注ぎ、試行錯誤を繰り返し、何年もかかって独自の 画境 に到達します。晩年の、自身の 画風 を確立させた 全盛期 の作品には、熟練した深い味わいがあります。ご相談で、よく作家名での価格のお問合せがありますが、作家の名前だけでは価格の決定は出来ません。当店では、風景画 や水墨画などいろいろなジャンルの作品を扱っています。祇園の骨董街で長年培われてきた実績があります。一口に作家の物と言っても、制作年代や題材、出来栄えにより、10倍、20倍と買取価格が違ってきますので、お気軽にご相談ください。31.0×41.0cmサイズの 紙本 に彩色で描かれた作品です。(No.250~350)