千住博の龍の作品を紹介します。
龍は平安時代の昔より、画材として好まれてきました。当店がお店を構える祇園の近くに建仁寺がありますが、このお寺にある、海北友松の天井画「雲龍図」も有名な龍の絵ですね。このような、日本画の伝統的な画材を、斬新な手法で描きだしており、さすが千住博と思わせる作品です。幻想的な光の中に、ダイナミックに龍を描き上げ、美しい味わいのある作品となっています。 日本画 の 伝統 美をしっかりと 描写 しながらも、斬新で独創的な 作風 を築いた彼らしい作品ですね。千住博は、現代を生きる 巨匠 で世界的に活躍する日本画家です。彼の作品は人気があり、高価買取させて頂きます。特に、彼が晩年の頃に描いた、カラフルな色合いでダイナミックなウォーターフォールの作品が高値で売却できる作品となります。彼の独創的な滝シリーズは、彼を語る上でかかせない重要なモチーフで、滝シリーズの作品になりますと、もっと高い値段で取引されます。努力を重ね、試行錯誤を繰り返して、自身の納得の行く 画風 を確立させて行くのですね。若書き の作品よりも、晩年 に描かれた作品の方が、断然、高価に売却頂けます。やはり、晩年の作品には熟練した深い味わいが出てきますので、 名品 と呼ばれるものが多くなり、高値でお引き取りさせて頂ける作品があります。作家の作品と一口に言ってもいろいろあるものです。制作年代や題材、出来栄えにより、価格は違いますので、お気軽にご相談ください。33.5×33.3cmサイズの 紙本 に彩色が施された作品です。（No.250）