前田青邨らしい花鳥画を紹介します。
前田青邨らしい綺麗な花の絵を紹介します。秋草が風にそよぐ様子がすがすがしい雰囲気が絵から伝わってきます。前田青邨は、日本美術院 の再興に尽力し、画壇 や 院展 を代表する画家として長年活躍しました。晩年には、法隆寺金堂壁画の再現 模写 や、高松塚 古墳 壁画の模写等、文化財 保護事業に尽力したことでも有名です。1955年には、文化勲章 を受章しています。大和絵の伝統を軸に、歴史画から肖像画、花鳥画 と幅広いジャンルに秀でており、傑作の数々を残しています。ふくよかで華麗な 画境 で知られており、この作品も、彼の 技法 が余すところなく表現された、落ち着いた味わいがありますね。秋草を描いておりますが、このような花の絵はたいへん人気があり、高く評価させて頂けます。また、この他にも、歴史画を得意とし、その中でも、武者絵における鎧兜の 緻密 な描写は特に有名です。彼の作品では、このように花の絵や、歴史画、武者絵は高価買取対象ですので、是非ご相談頂ければと思います。ご相談で、よく作家名での価格のお問合せがありますが、作家の名前だけでは価格の決定は出来ません。同じ作家の作品でも、制作年代や題材により、10倍、20倍と買取価格が違う場合があります。ご相談頂ければ説明させて頂きます。43.5×65.0cmサイズで 紙本 に彩色で描かれています。（No.120）