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近藤悠三の金彩の徳利を紹介します。


近藤悠三の金彩の瓢箪の形をした徳利を紹介します。高さ21.0cm×幅12.1cmで、高台内に「悠」と があります。

この作品は、深みのある赤地に、金彩で良寛の詩が描かれています。鮮やかな金彩と赤地が大変美しい 逸品 です。「桃花亂點水悠々」とは、良寛の故郷、新潟の初夏の風景を詠んだ詩です。良寛の仏心の心に寄り添うような、彼の心境が伝わってくる、堂々とした風格のある作品ですね。彼の作品には、このような、良寛の詩を添えた作品が見られます。

近藤悠三は、呉須 染付や、 赤絵 に金彩の 技法 を用いた、彼独特の 作風 を築き上げ、染付で人間国宝に認定された、たいへん人気のある作家です。このような、彼の作風が冴える作品は高価買取させて頂きますので、是非ご相談ください。彼の代表的な作品は、金色の背景に、赤や白などの鮮やかな色使いで、富士山を印象的に描いた作品で、一番の高価買取対象作品です。また、アザミ、葡萄、石榴などの植物を、藍色の 染付 で、豪快なタッチで描いた作品がよく見られます。彼の 晩年上手 の 富士山や山を描いた作品になりますと、この作品の倍ほどの価格で取引される作品もあります。

陶芸 作品は火の中をくぐって出来上がります。作品の 景色 や、状態は、焼きあがるまでわかりません。 を開けて、初めて品物の良し悪しが決まるものです。そこに陶芸作品の面白さがあり、同じ窯で同時に焼かれても、一点、一点、違い同じ焼き上がりの陶芸作品はありません。同じ模様の作品でも、焼き上がりの景色や出来栄えにより、価格は2倍、3倍と変わります。また、産地の特定や、時代の判断は、高台の土や作品の色合い、また 図柄 の伸びやかさや構図、形で判断します。その査定には確かな知識と経験が必要となります。陶芸作品の真贋を問う場合や、時代を見るのは数十年の経験が必要です。当店は、祇園の骨董街で長年培われてきた実績があります。売却のご相談は、古美術やかたにご依頼ください。(No.32)

 

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