買取実績 buy

奥田元宋の花鳥画を紹介します。


初夏の爽やかな空気が伝わってくるような作品ですね。ツツジでしょうか、鮮やかなピンク色のお花と、白い鳥の構図もたいへん美しい作品です。花びらの一枚一枚、羽の一本一本まで、 緻密 に描かれており、さすが奥田元宋と思わせる 名品 です。初期の頃は、このような花鳥画や 人物画 を中心に創作していました。艶やかな岩絵具で彩色された 花鳥画 や、細密 に描かれた 動物画 などは人気がありますので、高く評価させて頂きます。しかしながら、奥田元宋と言えば「元宋の赤」で有名です。戦後は風景画に目覚め、幽玄な風景画を多く描きました。晩年の赤い空、風景、レーザービームのような光線が描かれている作品は、特別高価買取対象です。自然の風景を赤い色で表現した作品や、青い空の風景画ですと、数十倍の価格で取引される作品もあります。彼の 晩年上手 の作品は高価に買取させて頂きますので、是非ご相談ください。余談ですが、彼は、日展で「磐梯」が文部大臣賞を受賞し、文化庁買上げになっています。活動が期待される作家の意欲的な作品は、このように文化庁などに買い上げとなることがあります。芸術家は、何年もの間たいへんな努力を繰り返し、また周りの人に助けてもらいながら、独自の 作風 を築いていきます。昔からよく言われる事ですが、芸術家が育つためには、スポンサー、いわゆる援助する人が必要とも言われます。古い時代 のこうしたスポンサー達は、芸術家の生活費を援助し、ときには遊興費なども十分に与え、芸術家を囲い、本人の好きなだけ絵や作品を作らせてきました。だからこそ、芸術家たちはお金に糸目を付けない素晴らしい作品が生み出すことができたのでしょう。現代ではなかなかこのような豪快なスポンサーとなられるような方もおらず、芸術家も苦労されているようで、自国にとどまらず、世界にむけてどんどん自分をアピールするような時代になっています。128.0×35.8cmサイズの 絹本 に彩色で描かれた作品です。(No.48)

日本画売却の詳しい説明はこちら

奥田元宋売却の詳しい説明はこちら