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奥田元宋の美しい紅葉の風景画を紹介します。


奥行きのある紅葉の風景がたいへん美しいですね。水面に映る紅葉まで丁寧に描かれており、深い味わいがある幽玄の世界が広がっています。さすが奥田元宋と思わせる傑作です。1987年、75才のときに描いた作品です。初期の頃は、人物画花鳥画 を中心に制作していましたが、戦争の影響で、故郷に疎開した際に、自然の美しさに触れ、風景画の奥深さに気づき、風景画を描くようになりました。彼の描く風景画は、鮮やかで情緒に溢れる赤系の色使いが特徴です。戦後の晩年の作品のほとんどは「元栄の赤」呼ばれる、赤を基調とした作品になっています。「元栄の赤」で描かれたこのような作品は、数千万の値段で取引される高価買取対象作品です。奥田元宋の、晩年に描いた赤い空や、赤い色彩の 風景画 、レーザービームのような光線が描かれている作品は、特に高値でお譲りさせて頂きますので、お気軽にお問い合わせください。多くの作家は、30代、40代ではまだ自分独自の 作風 には至らず、60代になってやっと作れるようになると言います。作家は自分の描こうとする対象物に情熱を注ぎ、試行錯誤を繰り返し、何年もかかって独自の 画境 に到達します。晩年の、自身の 画風 を確立させた 全盛期 の作品には、熟練した深い味わいがあります。当店では、数多くの日本画作家の作品を扱っています。艶やかな岩絵具で彩色された風景画や、細密 に描かれた大和絵などは人気がありますので、高価に買取させて頂きます。同じ作家の作品でも、制作年代や題材、出来栄えにより、10倍、20倍と価格が違う場合があります。売却のご相談は、信頼と実績のある祇園の骨董店、古美術やかたにご依頼ください。117.5×130.5cmサイズの 絹本 に彩色で描かれた作品です。(No.2600)

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