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杉山寧の名品を紹介します。


1966年作、57才のときに描かれた杉山寧の 動物画 です。抽象 的なモチーフを組み合わせた背景に、細密 に描写した二匹の馬が描かれております。馬の質感も見事に表現されており、新緑の頃が清々しさが伝わってくる色彩も豊かな傑作です。このような、彼独自の晩年のスタイルの作品は、高価買取させて頂きます。1960年以降、晩年 に向かうにつれて、杉山寧の 作風 はこのような抽象表現と移行していきます。また、日本画で通常用いられる和紙や絹ではなく、洋画で使う キャンバス(麻布)を使用し、岩絵具に細かい砂などを混ぜて、厚塗りしたざらざらとした肌合いで描かれているのも彼の特徴的な作風です。従来の 日本画 の域を超えた世界観を描いた画家としてたいへん人気があります。このような晩年の 上手 の作品では、数百万の値段で取引される作品もあります。作家の描かれた作品には、いろいろありますが、多くの作家は、30代、40代ではまだ自分独自の 画風 には至らず、60代になってやっと作れるようになると言います。若年 期の作品より、晩年全盛期 に描かれた作品の方が、洗練された作品となり、買取価格も数段上となります。制作年代や題材、出来栄えなどにより、買取価格が違ってきます。お気軽にお問い合わせください。32.5×40.0cm麻布に彩色で描かれた作品です。(No.440)

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