千住博の風景画です。
千住博の 風景画 を紹介します。53.0×60.5cmサイズの 紙本 に彩色が施された作品です。彼らしい詩的で、幻想的 な世界観が見事に表現されており、素晴らしい 名品 です。ずっと見ていたい、そんな気持ちにさせてくれる綺麗な作品です。彼の作品は、国内のみならず海外でもたいへん人気があります。この作品もたいへん綺麗な 風景画 ですが、千住博の作品では、やはり、ダイナミックなウォーターフォール作品や、カラフルな色合いで描かれた滝シリーズの作品が、一番高価に買取できる作品となります。白い背景に墨で滝を表現する斬新な表現方法で描かれたウォーターフォールの作品になりますと、一千万を超える買取価格で取引されます。また、「赤は情熱の色であり、神に対する忠誠の色」と語る、彼のマグマの噴火のような赤い滝の作品などは、この作家らしい精神性に満ちた傑作で、たいへん人気があります。この作家は現在もニューヨークに住み活躍を続けてます。日本の芸術家たちも、自国にとどまらず、世界にむけてどんどん自分をアピールするような時代になっています。昔からよく言われる事ですが、芸術家が育つためには、スポンサー、いわゆる援助する人が必要とも言われます。古い時代 のこうしたスポンサー達は、芸術家を囲い、本人の好きなだけ絵や作品を作らせてきました。何年も営業を続ける 老舗 店のお蔵に売却依頼で伺った際には、いまや重鎮 と言われる画家の、若い頃の作品が百枚以上眠っており、数十点まとめてお譲り頂いたことがあります。その方々が、若い芸術家たちの生活を援助しながら育てたものです。現代ではなかなかこのような豪快なスポンサーとなられるような方もおらず、芸術家も苦労されているようです。（No.150）