埼玉県川口市より海野勝珉の金工作品で出来た置物の骨董品宅配買取を頂き、お譲り頂きました。明治期の彫金界を代表する 金工作家 で晩年の 金工作品 が人気で、この作品は若造りなので安価です。
売却例の説明
海野勝珉 銅造布袋 高さ約 46cm 46
海野勝珉は 写実 の中に優雅な趣を見せた作風で世界の 愛好家 にもたいへん人気があり、明治期の彫金界を代表する金工作家です。簡単な作品から時間をかけた力作、またデザインや大きさによって、買取価格は変わります。また若造りの作品よりも、晩年の 金工作品 が高価買取対象です。この作品は若造りの簡単な作品で、買取価格も40万円前後だと思われます。しかし、彫金細工の素晴らしい 逸品 では、500万円を超える売却価格の作品もあります。傷や凹みも無く 保存状態 の良い作品です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
海野勝珉について
海野勝珉は特に外国のお客様に人気があります。廃刀令 により 刀装具 から新しい時代に合う 花瓶 や 置物、香炉 などの美術彫金 工芸品 で海野勝珉独自の世界を築きました。金属面に江戸の 花鳥画 を彷彿させ、豊かな色彩表現と優美さをもつ海野勝珉独自の作品は高価です。力強い鏨(たがね)の彫りを生かした片切彫りで、色彩豊かな 象嵌細工 の作品も人気で価格が数百万円の作品もあります。勝珉の代表作である「蘭陵王 置物」や「太平楽置物」、「還城楽額飾」などに見られるように、金属の着色加工や象嵌細工、打ち出し 細工など多彩な金工 技法 を駆使した、素晴らしい 金工作品 を数多く残しています。