森田藻己の素晴らしい根付のお問い合わせを三重県志摩市のお客様より頂き、博物館の根付を参考に説明させて頂きました。精巧精緻を極めて比肩するものなき近代の名工と言われた森田藻己の名品を紹介します。
紹介例の説明
このような精巧精緻を極めて比肩するものなき近代の名工と言われた森田藻己の 名品 は、特別高価買取させて頂きます。この作品は博物館にある骨董品の作品ですが、彼の素晴らしい 根付 の超絶 技巧 の名品を紹介します。1879年（明治12）に東京本郷で生まれ、幼名は喜三郎、彫金家 森田正利の子です。1894年（明治27）に宮崎如藻の門に入り、師の刀法に法実と懐玉斎という二人の名工風を加えて、木牙をもって素彫または巧みに彩色した根付を作りました。後年は極小の仏像制作も行っており、高価買取させて頂きます。このような森田藻己の作品入荷を、お待ちのお客様来店頂いており、売却依頼のお客様は是非ご相談下さい。
森田藻己の場合は鑑定機関はありませんが、ある場合のお話をします。
鑑定書がある作家の作品の場合、一般的に作家の 鑑定 は一ヶ所しか無く、他の誰が鑑定しようと信用されません。よくお宝鑑定団で価格を発表されますが、あの価格や鑑定は何の信頼もありません。例えば、横山大観は東京の大観記念館が発行する鑑定書のみが信頼ある鑑定です、また東京美術俱楽部で行っている鑑定会が発行する鑑定書も信頼ある鑑定です。個々の骨董店や、博物館の学芸員が本物と鑑定しても、その人の見方を述べられただけで鑑定書の代わりにはなりません。