買取実績 buy

刀装具の骨董品出張買取依頼を頂き、面白い金工作品の鍔や刀装具なので東京青梅市まで出張してお譲り頂きました。象嵌細工や彫金細工が素晴らしいおもちゃ尽くしの 金工作品 を代表する刀装具の 名品 で紹介します。

売却例の説明
写真が100枚あります。くわしくはこちら

象嵌細工 や彫金細工が素晴らしいおもちゃ尽くしの日本の 金工作品 を代表する 骨董品刀装具名品 で高価買取させて頂きました。
柄の部分(写真3~10)
縁と頭
縁(写真11~14)は面白い奴とでんでん太鼓の 彫金細工 や象嵌細工がご覧のように丁寧に施されております。
また頭(写真17~22)は可愛いフクロウの面白い象嵌細工や 彫金細工 が施されております。
また目貫(写真15・16)にも筥迫や小鳥のような可愛い 金工品 が施されております。

小柄の は「元次(仲上元次)」で江戸時代後期に活躍、京都を代表する元廣の門人で、後に 家督 を継いだ名工の作品です。
材質は赤銅で、緻密魚子地 が側面まで施されております。
象嵌細工や彫金細工で鬼が御福のお面を被り、追儺の打ち豆を避けている面白い追儺 図柄 が施されており、名工ならではの細かい細工が際立つ名品です。

鞘の部分
鞘には梶川の銘(写真54)があり、梶川は古今第一の名工と評され、最も有名な 印籠 蒔絵師の一派で、明治時代まで12代続いた蒔絵師です。
鞘の蒔絵には黒の地に黒の 高蒔絵 のような鈴の集団(写真54~57)の 蒔絵 が描かれ、その先には金蒔絵の細長い旗がたなびいています。
また鞘の拵えの末端、鐺(こじり)には(写真64~71)のように、鯛の象嵌細工や彫金細工が丁寧に施されております。
また鞘の紐が付いた部分、栗形(写真41~44)には昔の 職人技 ならではの面白い表情のミミズクの象嵌細工や彫金細工が施されております。
また鞘の小柄を収める部分、瓦金(写真38・39)や鞘の先端部分(写真45~53)には写真のような丁寧な彫金細工や象嵌細工の金工部品が施されております。

鍔の銘は「越前住・記内作」で越前康継の 彫刻 師で、葵・竜等の肉彫りが多く、名人として名高い作家です。

鎌倉時代や室町時代から受け継がれた日本の 金工品 の歴史は長く、江戸時代は勿論、明治から大正時代にかけて金工品で活躍した作家も多くおられ金工作家で 帝室技芸員人間国宝 の人々が努力され、新しい合金の技法を作り、また古い時代より 伝承 された技術があり、例えば銅と銀の合金でも黒四分一や白四分一、また銀蝋、四分一と合金の量により、いろいろな種類があり、青金や黄銅と言った合金も有ります。このような伝承された技法を使われた作品は特別高価買取対象で、驚きの価格で買取できます。また日常使われる金工作品にも素晴らしい日本の 技法 や技術が使われており、このような素晴らしい作品が残されております。

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