鈴木美彦の素晴らしい金工作品の骨董品宅配買取を四国の徳島県阿南市のお客様より頂き、名品なので多くの写真で判断して買取させて頂きました。近代金工を代表する名品の置物なので紹介します。
売却例の説明
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今にも動き出しそうな可愛い鹿と唐子の ブロンズ像 です。唐子 の材質は 四分一銀(朧銀) で、金の象嵌細工も施されております。「よし彦」と 銘 が入っており、日本の 骨董品 の近代金工を代表する鈴木美彦(1884~1969年)の作品で買取させて頂きました。唐子の表情が面白く、あどけない顔の表現が鈴木美彦ならではの温かみのある作品です。鹿の材質は 銅器(ブロンズ)です。「美則」と 銘 が入っておりますが、作者について詳しくはわかりません。躍動感のある造形で、筋肉や毛並みの表現が現在の作家には見られない、当時ならではの素晴らしい 技法 が施されております。重量感 や優雅さがあり、本物のような鹿の角や顔の表情、また各部分や細部に至るまで、非常に丁寧な昔の 職人技 ならではの 伝承 された 技法 が見られる 名品 で高価買取させて頂きました。長年の年月を経てきた作品ですが、保存状態 も良く傷んでいるところはありません。
鈴木美彦(1884~1969年)200年間彫金に従事した鈴木家に生まれ、二代海野美盛、のちに海野勝珉に 師事 する。高い金工 技巧 を駆使し、皇室献上品も制作した近代金工を代表する金工作家。
千年近く受け継がれた日本の 金工品 の歴史は長く、また明治時代になり帯刀禁止令が出て、昔の 職人技 に、工夫を凝らし、香炉や 花入れ、自在金具を作り、それぞれ独自に開発された技法の 金工作品 は、規格が統一されて、カタログで販売できるようなブランド品ではありません。一点物の金工作品には多くの偽物があり、確かな 鑑定 眼が求められます。また、当店では、金工作品の入荷をお待ちのお客様も多数いらっしゃいます。一点数百万円の金工作品を販売できる信用と鑑定眼がある古美術やかたならでは、高価買取させて頂けるのです。