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愛知県田原市の茶道具出張買取で数点の樂吉左衛門の茶道具をお譲り頂きました。綺麗で 保存状態 の良い古陶器ですが最近では、茶の湯 でも灰器は殆ど使用されず、人気のない抹茶道具ですが樂吉左衛門の作品で紹介します。

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この作品は楽焼の灰器で樂吉左衛門が作られた 逸品 で買取させて頂きました。綺麗で 保存状態 の良い逸品ですが最近では、茶の湯 でも灰器は殆ど使用されず、人気のない抹茶道具です。灰器とは、亭主が客の前で炉や 風炉 に炭を組み入れる炭点前で用いる、灰匙で炉や風炉の中に蒔くための灰を入れる器です。茶道具 の中では 著名 な作家、樂吉左衛門の作品でひび割れも無く保存状態の良い古陶器で買取させて頂きました。この作品はお店で販売しているお求めやすい品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。

灰器とは、亭主が客の前で炉や風炉に炭を組み入れる炭点前で用いる、灰を入れる器です。また風炉用と炉用があり、風炉用は小振りで釉薬のかかったもの、炉用は大振りで湿り灰(濡灰)を入れるため 釉薬 のかかっていない素焼のものを用います。また樂吉左衛門は 千家十職 の一人で、楽焼茶碗 を作る茶碗師の樂家が代々 襲名 している名跡です。桃山時代の長次郎から始まり、当代は十六代目です。樂家初代の長次郎は、楽焼の創設者である中国出身の父をもち、樂家の代名詞ともなる黒釉をかけた 茶碗 の作製において非常に優れた技量を見せました。長次郎茶碗の特色は、装飾性、造形的な動きや変化、あるいは個性的な表現を可能な限り捨象、重厚で深い存在感を表わしています。

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