岐阜県本巣市より茶道具出張買取を頂き黄瀬戸の茶碗や抹茶道具をお譲り頂きました。丁寧な作りで茶道具のなかでも人気の黄釉のかかった黄瀬戸風の瀬戸焼茶碗もあり紹介します。
売却例の説明
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この黄瀬戸は、作家が作られた逸品で本来の 黄瀬戸 までは時代が古くありませんが、形も面白く、黄瀬戸の味わいがある 逸品 です。ご覧のように、長年の時代を経てきた味わいと風格があり、景色 が素晴らしい御 茶碗 です。保存状態 も良く、丁寧な作りで茶道具のなかでは 愛好家 のお客様に好まれる 逸品 で買取させて頂きました。本来、黄瀬戸とは、桃山時代に 美濃焼 が製した主要な 作風 で、黄瀬戸は文字どおり黄釉のかかった瀬戸焼の意味ですが、中世の 瀬戸焼 の重要な釉技であった灰釉の系譜を引く釉法をもとにして、製品の器もやはり瀬戸と同じくあくまで中国陶磁を母型に置いていた点に特色があります。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。茶道具 で一番大切な事は、品物が綺麗な事で、保存状態も良い品物が高価に販売や買取をさせて頂けます。
初心者場合は特に、表面の素材がツルツルすぎる抹茶碗も避けた方が良いでしょう。表面がツルツルすぎると、茶せんの先が滑ってしまい、お茶が、うまくまざらずに大変で、お客さまの前でお茶が上手にまぜられないと、平常心を失います。ツルツルすぎる素材の抹茶碗では、磁器(じき)の 茶碗 があげられます。お茶をまぜやすい素材の茶碗としては、一般的に 陶器(とうき)の抹茶碗が扱いやすいと思われます。