置物の陶磁器や木製品の骨董品売却依頼を九州の福岡県のお客様より頂き、宅配で九谷焼の陶磁器を買取させて頂きました。凛々しい表情で丁寧に作られており三彩の発色が美しく、獅子の表情も面白い 置物 で紹介します。
売却例の説明
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九谷焼の 陶磁器 で凛々しい表情で丁寧に作られており三彩の発色が美しく、獅子の表情も面白い 置物 で買取させて頂きました。ご覧のように 保存状態 の良い品物です。九谷焼 は主要な輸出品となり、欧米のお客様に人気がありました。ウィーン万国博覧会などの 博覧会 に出品されると同時に西洋の 技法 も取り入れ、型押しの技術が 九谷焼 にも使われ、骨董品 や 茶道具 でこのような獅子をはじめとする 置物 の製作が盛んとなりました。このような時代に作られた品物は高価買取させて頂きます。直接お客様より入荷した、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。
九谷焼は、明暦元年(1655)に、加賀藩の命により、有田で陶技を学んだ後藤才治郎が、江沼郡九谷村で開窯したのが始まりと言われており、わずか100年たらずで廃窯となり、この間に焼かれたものを、現在「古九谷」と呼んでいます。と言われておりましたが、現在では古九谷焼は伊万里で焼かれた 伊万里焼 の説が有力の様です。この九谷焼は再興九谷の時代の流れを組む九谷焼で、加賀藩営で金沢に春日山 窯 が開かれ、再興九谷の時代に入りました。