数点の備前焼の骨董品買取依頼を頂き、金重道明作品を千葉県市原市より宅配でお譲り頂きました。備前焼 ならではの焼き締めで色合いが美しく、職人技 が素晴らしい古陶器で綺麗な 共箱 と栞が付いております。
売却例の説明
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備前焼の 陶芸家、金重道明(1934年4月1日 ~ 1995年12月20日、岡山県出身)の作品です。備前焼 ならではの焼き締めによって現れた色合いが美しく、職人技 が素晴らしい 逸品 で大切に使用され、綺麗な共箱と栞が付いており買取しました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように傷んでいる所は無く保存状態 の良い品物です。面白い形で、いろいろな場所にも使える貴重な 花入 れです。長年の年月を経てきて、昔の味のある逸品で未使用品の ような綺麗な作品で買取させて頂きました。
備前焼は、釉薬(うわくすり)を一切使用せず、絵付けもしないという究極にシンプルな焼き物。1200〜1300度の高温で焼き、土の性質や、窯への詰め方、窯 の温度の変化、焼成時の灰や炭などによって模様が生み出されます。一つとして同じ色、同じ模様にはならない、手作りの味わい深さが魅力で、使えば使うほどに味わいが増していくのも特徴で骨董品や 茶道具 によくある 陶器 です。しかし最近では品物の出来上がりがどの作品も似通っており、どの作家が作られても一見、見た目には代わり映えせず、一時ほどの人気がありません。