茶の湯の愛好家の新潟県上越市のお客様より茶道具売却依頼を頂き、煎茶道具や抹茶道具を宅配でお譲り頂きました。高取焼の 茶入 れで、蓋は牙蓋で保存状態 も良く、未使用品に近い 逸品 で買取しました。
売却例の説明
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先に品物を紹介させて頂きます。高取焼の 茶入 れです。蓋は牙蓋で、保存状態 も良く、また作品の上りも良く、貫入 やアタリも無く、未使用品に近い 逸品 で買取させて頂きました。共箱 ではありませんが、昔の 職人技 が素晴らしく、奥深い 釉薬 が施されております。明治時代や江戸時代の煎茶道具や 骨董品 は、高価買取させて頂きます。高取焼は元々、福岡県直方市にある鷹取山の麓にて焼かれており、朝鮮出兵の際に黒田長政が陶工、八山(日本名・八蔵重貞)を連れ帰って焼かせたのが始まりで、開窯は1600年と言われています。窯場には永満寺・宅間窯、内ヶ磯(うちがそ)窯、山田窯があり、これらを「古高取」と呼んでいます。このような古高取の品物は骨董品や 茶道具 に残っております。
この 茶入 れは本来は抹茶道具ですが、最近では中国茶のお客様と同じように 煎茶道具 としても使われており、煎茶道具について少し説明します。日本における煎茶道の始まりは江戸時代初期で、禅宗の一つである黄檗宗を開いた隠元隆琦が開祖とされています。煎茶文化はもともと中国茶の文化でしたが、徐々に日本でも広まり現在に至っています。近年煎茶の 愛好家 は、日本はもちろん中国やアジアにも多くいます。当然、アジアから来られる外国人にも日本の煎茶道具は人気があり、高価な価格で流通しています。