秋田県の寒風山「風穴」近くのお客様より中国美術の骨董品売却依頼を頂き、文房具の諸道具を秋田県男鹿市より宅配買取でお譲り頂きました。この墨は固形墨で中国の昔の墨で、墨とは、煤、膠、香料を主原料とする 書画 材料で出来ており買取させて頂きました。そのなかでも面白い昔の墨なので先に紹介します。
売却例の説明
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先に品物を紹介させて頂きます。この墨は固形墨で中国の昔の墨です。墨とは、煤、膠、香料を主原料とする 書画 材料で出来ています。保存状態 も良く、大切に仕舞われてきた 逸品 で買取ました。この墨も昔の墨ですが、日本の江戸時代頃の中国の墨は貴重な 骨董品 で高価買取させて頂きます。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より買い受けた、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
文房具の墨なので固形墨製法を紹介いたします。墨の原料である膠は動物性たんぱく質で腐敗しやすいため、伝統 的な墨は暑い時期には製造できないようです。まず採煙、混和・混練し、さらに香料を加えて職人が手練りを行います。次は型入れで、伝統的な製法では手練りの工程で十分に墨玉を練り、木型に入れて数十分放置することで形状が保持されます。次は乾燥で、木型から取り出し、1日目は水分が多めの木灰、2日目は水分が少なめの木灰の中で乾燥させ、さらに木灰から取り出して1〜2か月乾燥させます。次は彩色・包装で、乾燥後に水洗いし表面を磨いてから金粉や銀粉などで彩色します。以上が製法の順番です。