骨董品の売却依頼で、お客様より金工作品で宮部篤良の 花入をお譲り頂きました。
買取例の説明
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遠方から来店頂き、宮部篤良の作品をお譲り頂きました。このお客様は、子供さんが京都の大学に来ておられ、会いに来られるその都度、買取をさせて頂きます。先代が金工品のコレクターで、わざわざ新潟県の糸魚川市より、半年に一二度来店頂き、素晴らしい金工作品の逸品の買取をさせて頂いております。江戸から明治にかけて活躍した、金工細工師 宮部篤良の作品で、明治時代の素晴らしい日本の 金工細工 の代表作品です。日本は 刀装具 や 甲冑 等、金工品の職人技が昔から素晴らしい国ですが、明治の法律で戦う道具が作れなくなり、彼ら金工細工職人が工夫して作った作品で、現在では世界中に 愛好家 の方がおられます。竹影堂栄真や塚田秀鏡らもこのような逸品を多く制作しており、晴らしい象嵌細工や 彫金細工 が施された作品を残しております。このような作品は、現在では作れる職人も殆どありません。
刀装具の歴史は古く、鎌倉時代、室町時代より伝承された技術で、日本の金工作品の元祖です。鍔、小柄、笄、目貫、縁頭等の伝承された技術がその後の日本の金工品を作りました。この技術は合金の黒四分一や白四分一、また緋銅、朧銀等々、いろいろな合金の技法や彫る技法や打つ技法、また嵌める技法まであります。小さな刀装具に施された細工は、彫金細工や象嵌細工に見られるように、世界の人々に日本の美術品の代表として認められております。それらの技法や技術がこの作品のような 名品 を作り上げました。
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