随分昔に叔父に頂いた品ですが、最近では興味や趣味も無くなり、放置されていたので、売却したいと思われ、このお客様は静岡県にお住まいですが、同じような品物を沢山販売している当店のホームページをご覧になり、売却依頼のラインを頂きました。沢山の写真をお送り頂き、面白い蒔絵の作品を数点お譲り頂きました。そのかなでも面白い品物を紹介します。この火鉢の材質は木製です。時代は大正から昭和初期にかけてのもので椿の図が丁寧に 蒔絵 と螺鈿細工で施され、昔の 職人技 が冴える 逸品です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。この作品は図柄も面白く、螺鈿細工の中でも高価買取させて頂き、静岡県熱海市にある伊豆山神社の近くにお住まいのお客様ですが、宅配でお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が12枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。材質は木製です。時代は大正から昭和初期にかけてのものだと思われます。椿の図が丁寧に 蒔絵 と螺鈿細工で施され、昔の 職人技 が冴える 逸品 で、綺麗な品物です。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように 保存状態 の良い品物です。この作品は図柄も面白く、螺鈿細工の中でも高価買取させて頂きました。昔の 職人技 が素晴らしい 骨董品 は、買取させて頂きます。
螺鈿は、主に 漆器 や帯留めなどの伝統工芸に用いられる装飾 技法 のひとつで、貝殻の内側、虹色光沢を持った部分を切り出した板状の素材を、漆地や木地の 彫刻 された表面に嵌め込む技法で、螺は貝、鈿は散りばめることを意味して、そのような方法で 工芸品 が作られました。使用される貝は、夜光貝や白蝶貝、また黒蝶貝や青貝、そしてアワビ、アコヤガイなどが使われます。奈良時代に唐から輸入され、平安時代には、漆芸の装飾技法として 蒔絵 との併用が流行しました。鎌倉時代になると鞍の装飾として好まれ、室町時代になると中国の 螺鈿 細工の素晴らしい技術も導入されました。安土桃山時代にはヨーロッパとの貿易によって急成長して、ヨーロッパでは一つのステータス・シンボルとなり、非常に人気がありました。日本ではこの頃の輸出用の漆器は南蛮漆器と呼ばれ、骨董品 や 茶道具 によく見られます。