買取実績 buy

骨董品売却依頼で日本画の面白い須磨対水の掛け軸や水墨画を、遠く九州の鹿児島県より宅配でお譲り頂きました。

売却例の説明
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全体 縦幅約 194.5cm 横幅約 31.3cm
本紙 縦幅約 110cm 横幅約 27.5cm

先に品物を紹介させて頂きます。須磨対水の真筆で、対水ならではの日本の夏を代表する涼しげな団扇の 図柄 の作品です。綺麗な色使いで、花鳥風月季節の画題を得意とした須磨対水らしい 逸品 で買取させて頂きました。彼らしい表現方法で、画風 に粋な遊び心があります。箱書きの題は「清風在此中」で、俳句の読みは「すずしさや 岐阜提ちんに 灯はあれど」です。ご覧のように、気になるシミも殆ど無く、綺麗な状態の掛け軸で彼の作品の中では高価買取させて頂きました。絹本 地で竹製の軸先が付いており、購入当時の涼しげな表具が施されており、共箱です。

須磨対水(1868〜1955)は大阪に生まれた日本 画家 。久保田桃水に 師事 し、西山芳園の画風を学んだ。花鳥風月季節の画題を得意とし、料理屋に飾られる画として重宝された。料亭「吉兆」の名付け親としても知られています。

骨董品茶道具 に使われる掛軸の一番の大敵は、汚れや傷みで、特に蔵シミは最大の問題です。簡単に蔵シミと言いますが、表具の表や裏側までシミが入ると綺麗にするのは大変で、時には表具のやり直しをしなくてはいけません。、現在保存されている皆さん、箪笥に仕舞い込んだままでは、蔵シミは増えるばかりです。特別な事はしてもらわなくても、年に数回は床の間に 掛軸 を掛けて使用して頂くのが、蔵シミの一番の防止対策です。

このお客様のご事情は、声をお聞きしてますと高齢の女性のようなお客様で、身辺の整理をしておられ、昔お爺さんがデパートの外商から沢山掛軸や 日本画 を買っておられ、デパートに引き取って頂こうとお話をされましたが、断られて、九州の鹿児島にお住まいのお客様ですが、知人に紹介され当店にお電話を頂きました。このお客様の様にデパートで購入され引き取って頂こうと思われましたが、断られ売却依頼を頂く事がよくあります。

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