中国美術の古陶器の骨董品売却依頼を頂き、時代は少し新しい陶磁器ですが置物の陶磁器等、富山県氷見市まで出張してお譲り頂きました。
売却例の説明
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先に品物を紹介させて頂きます。この蓋物の 陶磁器 は 古陶器 ですが中国で作られた新しい置物です。日本の時代で言えば明治時代からから昭和時代にかけてのものだと思われます。ご覧のように唐子図が色絵で非常に綺麗に描かれており、さすが昔の日本の 職人技 を真似て作られている 逸品 ですが、割れやカケ等無くご覧のように 保存状態 の良い品物です。新しい置物ですが、このような 中国美術 の作品はアジアのお客様に人気があり、買取させて頂きます。この作品はお店で販売している安価な品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。
中国の古陶器なので、本歌の中国の古陶器について少し説明させて頂きます。明時代には、景徳鎮 に御器廠(ぎょきしょう)が置かれ、宮廷用の陶磁器が多数作られたのも特徴です。明時代になるとさらに景徳鎮窯が陶磁器生産の中心的な役割を果たすようになってきます。青花や五彩といった絵画的な加飾を施した器も人気が高く、多数作られました。永楽(えいらく)年間〔1403~1424〕、宣徳(せんとく)年間〔1426~1435〕、成化(せいか)年間〔1465~1487〕嘉靖(かせい)年間〔1522~1566〕、万暦(ばんれき)年間〔1573~1620〕と中国古陶器の歴史に残る素晴らしい名品が生産されました。この時代には多くの官 窯 製品が生産され、貴重な名品も生まれ、陶磁器の五彩の種類は著しく増加していきました。このような本歌の茶道具や骨董品の中国古陶器は特別高価買取させて頂きます。
このお客様のご事情は、何代も続いた地方のお宅で、昔からある 古道具 や 諸道具 の整理をされておられましたが、どの品物が骨董品なのか茶道具なのか、また高価な品物か安価な品物かも分からず、専門の骨董店ならと思われ、富山県の氷見漁港の近くにお住まいのお客様ですが、インターネットで当店のホームページをご覧になり、メールを頂きました。一部の写真をラインでお送り頂き、練習用の逸品が多かったので、お引き取り価格も安価な品物が殆どでしたが、やはり出張して説明させて頂こうと思い、富山県氷見市のお宅まで出張させて頂きました。