買取実績 buy

美人画の掛軸や浮世絵の骨董品売却依頼を大阪府大阪市中央区のお客様に頂き、出張してお譲り頂きました。

売却例の説明
写真が8枚あります。くわしくはこちら

古い時代 の作品で愛らしく丁寧に描かれており、非常に趣のある 美人画逸品 です。表装も制作された当時のままで、当時の古裂の柄や、今では見られない風格が出来の良い名品と一体になり、昔の 職人技 が生かされた素晴らしいの 掛け軸 です。ご覧のように、長年の時代を経てきた味わいのある作品ですが、大きなシミや汚れも無く、保存状態 の良い掛軸です。共箱も付いており、大切に使用されてきた掛軸だとおもわれます。日本画 の中でも美人画は江戸時代の浮世絵に始まり、明治時代末から昭和時代まで多くの著名な作家も描かれており、美人画の掛軸も数多く残されております。作品は江戸時代から明治時代にかけての作品だと思われます。古い時代のものですが、状態の良い品物です。この昔に買われたままの状態で、面白い表具が施されており、古いお家で使われるのには丁度良い、古い が使われ、古裂 の良さが目立つでしょう。保存状態の良い日本画や掛軸は、買取をさせて頂きます。

美人画の作品なので、日本古来 の浮世絵について少し説明させて頂きます。17世紀に江戸で生まれ明治の中頃まで作られた浮世絵には、歌舞伎役者を描いた役者絵、物語や歴史上の武将を描いた 武者絵、そして人気のある花魁や町娘を描いた美人絵、などが存在した。菱川師宣の見返り美人、は、浮世絵、美人画の代表作として有名。江戸の人々に、写楽の役者絵や美人絵は、人気が高くもてはやされ広まった。中でも一般市民の中の美人を題材とした美人絵は、庶民の芸術 として世界中からも高く評価されている。その後、錦絵の確立とともに、華奢で少女のようなあどけなさを持つ女性を多く描いた鈴木春信の 美人画 が流行した。著名な作家で、天明期には鳥居清長の八頭身で手足が長く描かれた美人が好評を博す。寛政年間には喜多川歌麿が、より肉感的に美人を描き、 大首絵などで一世を風靡した。美術品骨董品、そして美人画買取させて頂きます。

このお客様のご事情は、相続で品物を貰われて、分からない絵画をお持ちなのですが、作者や作られた年代がサッパリ分からないので、一度見て頂きたいと写真をお送り頂きました。自分は趣味も無いので、専門の骨董店に見てもらいたいと思われ、大阪のお客様で、大阪アメリカ村の近くにお住まいのお客様ですが、古美術やかたでも美人画を販売しており、ご覧になり売却依頼を頂いたようです。
出張させて頂き思われているより、高値で引き取らせて頂きました。詳しく説明して頂き、専門の骨董店に相談して良かったと喜んでおられました。