中国美術の陶磁器や煎茶道具の茶道具売却依頼を頂き、長野県松本市のお客様なので宅配でお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が8枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。この香合は明治時代頃に作られた 中国陶磁器 で、味わいのある 逸品 です。作品の底に乾隆年製と書かれておりますが、明治時代から昭和初期頃に作られた逸品で後作りの作品ですが買取させて頂きました。保存状態 も良く、丁寧に作られ、面白い 図柄 で昔の 職人技 が見られる作品です。昔の逸品で、茶の湯 では好んで使われる作品です。小品ですが、合わせ箱なのでお求めやすい価格です。店頭のみ販売している品物で、安価な品物でホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。
本来の乾隆年製とは「大清乾隆年製」と呼ばれ、乾隆帝が在世時に作られた 陶磁器 の裏に入れられた 銘 です。乾隆とは、清の第6代皇帝 高宗(弘暦)の在世時の元号で皇帝は元号で呼ばれています。中国(清)の文化や芸術を愛していた乾隆帝は多くのコレクションを残しており、文化や芸術的にも発展を遂げた時代といえます。後世には模様や 絵付 けを踏まえた製品も作られ「大清乾隆年製」と 銘 が入れられています。このように本歌の乾隆年製の陶磁器の骨董品や茶道具なら非常に珍しく高価買取対象です。
このお客様のご事情は、何代も続いた長野県の上高地にお住まいのお客様で、「昔からある 古道具 や 諸道具 の整理をしていたら、趣味も無いのでよくわからず、インターネットで同じような品物を古美術やかたさんが販売しておられる事を知り、買取もして頂けると思いお電話をさせて頂きました。」と話され、お電話を頂きました。長野県より写真をお送り頂き、お引き取り価格を決定して 中国美術 の逸品や 茶道具 をお譲り頂きました。