地方のお客様より骨董品売却依頼で純銀製品で金工作品の逸品を宅配でお譲り頂きました。
写真が7枚あります。くわしくはこちら
先に品物を紹介させて頂きます。この 金工作品 は錫の盃で、明治時代後期から昭和初期頃のものです。
一見シンプルな簡単な作品に見えますが、外側の地模様は丁寧で昔の 職人技 が冴える 逸品 です。古い時代 の品物で、錫の変色が見られますが、簡単に綺麗になります。蔵出しで、直接お客様より買取させて頂いたうぶ荷なので、現状のまま販売しております。近年、銀瓶 や純銀製品はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、当店では、日本の古い品物のみを販売しております。採光の加減で白く光っておりますが、傷んでいる箇所は無く、保存状態 の良い品物です。
古美術骨董業界では、茶道と言えば、裏千家、表千家 のお抹茶が主流でしたが、最近ではアジアのお客様が多くおられ、煎茶道具 が人気です。煎茶道は元々アジアから入ってきており、中国茶と同じような作法で、道具も同じような道具を使います。そのような昨今ですが、日本の茶人が昔アジアから輸入した 唐物 と言われる 中国美術 の作品が人気です。特に昔の道具は人気で、中国で作られた100年以上前の煎茶道具は 一点数十万円でお買取りさせて頂くこともあります。
古美術やかたは、歴史ある祇園街の中でも、歴史的保全地区 にあり、同じ町内には 人間国宝 の方々もお住まいです。このような地区で骨董品や茶道具のお買い求めのお客様も沢山おられます。