骨董品売却依頼で明治時代の素晴らしい銀製品の金工作品の写真をお送り頂き、岐阜県恵那市まで出張してお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が25枚あります。くわしくはこちら
花瓶 横幅約 22cm 高さ約 34.5cm 口径約 11.6cm 高台経約 12.6cm
重さ 約 2120g
台 直径約 16cm 高さ約 2.2cm
先に品物を紹介させて頂きます。材質は純銀製品です。この 金工作品 は、明治時代頃の日本を代表する名品です。これだけの高度な 技巧 が施された大きな作品は滅多に無く、貴重な 名品 で、存在感と迫力があります。鳳凰の 図柄 で、金や 赤銅、四分一を用いて 彫金細工・象嵌細工 が施された 花瓶 で、昔の 職人技 が冴える素晴らしい逸品で高価買取させて頂きました。それぞれの色金は、銀や銅、金等のいろいろな金属を混ぜ合わせた合金で、彩色したものではありません。このように 伝承 された 日本独自 の金工作品は世界でも類を見ない逸品で、明治時代のヨーロッパの博覧会では絶賛され、現在でも海外のお客様には絶大な人気を誇っています。「政明」と 銘 が入っておりますが、作家についてはよく分かりません。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。採光の加減で白く光っておりますが、綺麗な状態で傷んでいる箇所はありません。日本で作られた彫金細工・象嵌細工が施された銀製品は、世界でも人気があり、当店も多くのお客様にお買い求め頂いており、骨董品 であれ 茶道具 であれ、特に明治時代から昭和初期頃の 逸品 は特別高価買取させて頂きます。
金工作品の中でも特に、明治時代から大正時代期に作られた銀や鉄の品物が人気です。明治に入り明治9年の帯刀禁止令がでると、今までの戦う道具が作れず、金工師の人々は途方に暮れました。そこで考え、悩み、合金技術の四分一、赤胴等々、また、打つ技法、嵌める技法、彫る技法等々、今まで 伝承 された技術の応用を考え 金工品 の 香炉 や 花瓶 を作り、ヨーロッパの 万国博覧会 や内国勧業博覧会や 展覧会 の出品して、日本の素晴らしい技術が世界より絶賛され現在の日本の金工作品は世界に人気があるのです。中でも 象嵌細工 や 彫金細工 が素晴らしい作品、また皇室からの下賜品の花瓶、香炉、 等も製作され現在では、著名 な作家の作品には買取価格が百万も超える 逸品 もあります。また、昔の自在 置物 のように 日本独自 の 繊細 な 職人技 を生かした品物は世界に人気があります。
このお客様は岐阜県恵那峡近くのお客様ですが、古美術やかたで販売している金工作品の 名品 と同じような品物をお持ちで、当店のホームページをご覧になりお電話を頂きました。最初LINEで写真をお送り頂きましたが、高価な品物なので岐阜県恵那市まで出張して拝見させて頂きました。明治時代の素晴らしい金工作品で、当店の店飾りにもなり、有難い逸品をお譲り頂きました。このように明治時代の金工作品は非常に高価買取させて頂ける物もあるので、是非ご相談下さい。