骨董品売却依頼で昔の根付を数点、福島県二本松市のお客様より宅配でお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が24枚あります。くわしくはこちら
横幅約 3.3cm 縦幅約 3.8cm 高さ約 3cm
先に品物を紹介させて頂きます。江戸時代から明治時代にかけて作られた 象牙 の根付です。先代が コレクター の方より、直接買い付けた品物です。唐子 が相撲をしている面白い 図柄 で、老人の笑顔の表情が丁寧で味わいがあり、また着物の柄も細かく細工され、さすが昔の 職人技 が冴える逸品です。長年の時代を経てきた味わいがあり、ご覧のように、保存状態の良い 根付 です。写真では採光の加減で、実物よりも黄色っぽく光っております。銘 が入っておりますが、作者についてはよくわかりません。近年、根付類はアジア圏からの輸入品が多くみられますが、当店では、骨董品や 茶道具 の日本の古い品物のみを販売しております。このような日本で作られた 骨董品 の形彫根付、売却頂けます。
現在、多くの根付が独立した古美術、 骨董品 として収集され骨董品売却の際には高価で取引されております。根付の素材は象牙 、イノシシやセイウチの牙、鹿の角、骨、黄楊木 などの木製、陶器、彫金金具、漆、琥珀、 珊瑚 などがあります。細工や時代、材質によっては骨董品買取の際、高価買取できる品物も数多くあります。また、作者により価格は大きく異なります。現在ではアクセサリーとして持ち物に根付を付けている人もいます。
このお客様のご事情は、観光で祇園に来られ突然ですが来店頂き、作品の写真をお持ち頂きました。当店では、それぞれのお客様に納得頂けるように時間を掛けて説明をさせて頂いております。このお客様の場合は持って来られた作品の写真をゆっくり拝見し、作品の作者や時代背景、また現在の需要関係等、詳しく説明させて頂きました。店内にも価格表示した逸品を多数展示しており、写真の作品と比較をして説明させて頂きました。福島県の岳温泉近くにお住まいのお客様ですが帰宅されてから、売却依頼を頂き後日宅配でお譲り頂きました。