骨董品売却依頼で奈良県五條市まで出張させて頂き、金工作品を数点お譲り頂きました。
売却例の説明
写真が16枚あります。くわしくはこちら
横幅約 7.8cm 縦幅約 5cm 高さ約 5cm
先に品物を紹介させて頂きます。材質は 銅器 で出来ております。金谷五郎三郎の 蓋置 です。本体や箱は大丈夫ですが、写真16のように大正時代の五郎三郎の識箱が付いており、識箱 の蓋裏が焦げておりますが、一緒に買取させて頂きました。採光の加減で白く光っておりますが、ご覧のように時代を経てきた味わいのある品物です。古き良き時代の昔の 職人技 が冴える 名品 です。採光の加減で白く光っておりますが、保存状態 の良い品物で買取させて頂きました。この品物は茶道具の蓋置ですが、最近ではアジアのお客様が観賞用に骨董品としてお買い求め頂く事が多くあります。
このような 金工作品 は、昔から沢山あり、ブロンズと同じ材料で製法も同じ製法で作られています。この技法は、江戸時代にはあり、日本の高岡銅器や 鉄瓶 が有名な金工作品です。江戸時代のこのような作品には、型流しで作った後、一部手作りの作品もあり、人気があります。最近ではブロンズの 人物像 や動物の銅像が有名です。
お客様からお電話があり「自宅はそんなに昔から続いた家でもないので、骨董品 には縁が無いと思っていましたが、昔の古い道具が五~六点出てきたので、骨董品では無いと思いますが、一度見て頂こうと持って写真をお送りしました。」と話されお電話を頂きました。確かに当店でも販売している 金工作品 で、ホームページをご覧になりお電話を頂いたのだと思われます。近くの奈良県の五條市なので出張させて頂き、お譲り頂きました。