買取実績 buy

愛媛県より観光で一度来店頂き、お店をご覧になって帰られて、後日骨董品売却依頼を頂き、金工作品の刀装具の写真をお送り頂き、数点の鍔や小柄を宅配でお譲り頂きました。

売却例の説明
写真が19枚あります。くわしくはこちら
横幅約 8.4cm 縦幅約 8.7cm 厚み約 0.3cm
重さ約 164g

先に品物を紹介させて頂きます。材質は鉄です。時代は江戸時代のです。「紀州住 貞命」と が入っておりますが、作者についてはよくわかりません。さすが、江戸時代の 逸品 で、源氏香のような上品な 図柄 で、古い時代 の、丁寧で味わいのある職人技が冴える です。鉄味 も素晴らしく、裏側にも同じような図柄の銀の象嵌細工が施されており、昔の コレクター の方より、直接買取させて頂いた品物で、昔の職人技が楽しい 金工作品 です。長年の時代を経てきた重みのある風格が見られる作品で、ご覧のように状態の良い品物です。採光の加減で白く光っております。骨董品刀装具 の鍔、買取させて頂きます。また、江戸時代の茶道具も高価にお引き取りさせて頂きます。

縁金と柄頭をあわせて、縁頭と言います。刀・剣身の柄端に合わせられる装具で、刃の切っ先と正反対の位置にあたる金属製の部品が柄頭です。鍔の下の柄の部分に付いているのが縁金です。柄糸の結び目を覆うことで接触で解けることを防ぎ、美術的に不恰好な結び目を隠しています。また、縁金と共に本来2つに分かれている柄を結束させる効果があります。縁金と違い、目釘を外して分解しても柄糸を解くか切るかしない限り取ることができません。このように別々の刀装具ですが、一対で物語や意味を持つ 図柄 があり、一対の 美術品 として愛好される方が多くおられます。

このお客様のご事情は、団体旅行で四国の愛媛県から祇園に来ておられ、祇園骨董街を見学されついでにお立ち寄り頂いたようです。当店の店頭に並んだ 諸道具 の多さに驚かれたご様子で、細工や質の良い高価な品物をご覧になっておられました。先代が刀装具の コレクター と話されていたので、当店でも刀装具を丁寧に説明をさせて頂きました。数日してご自宅に戻られて、売却依頼のお電話を頂きました。その後、写真をお送り頂き、お引き取り価格を決定し後日作品を宅配でお譲り頂きました。

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