骨董品売却依頼で四国の愛媛県松山市まで出張させて頂き、白井半七の香合やその他の諸道具をお譲り頂きました。
売却例の説明
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先に品物を紹介させて頂きます。白井半七の 香合 です。茶道具 で 煎茶道具 にも抹茶道具にも使われています。最近ではアジアのお客様に中国茶のお道具としても使われているようです。共箱 はありませんが 保存状態 の良い逸品で、完品 です。家元 の 書付 も有り、抹茶道具として 茶の湯 の 茶会 で使われても大丈夫です。最近では茶の湯もコロナ禍で、なかなかお茶会が開けないようで、茶道具が安くなっているようですが、この作品は正式な茶会で使われても恥ずかしくない立派な茶道具で高価買取させて頂きます。
白井半七について少し説明させて頂きます。白井半七は、江戸時代に活躍した今戸焼の名工と呼ばれる人物で、骨董品 や茶道具を多く残しています。現在でも続く、今戸焼の名の知れた系譜であり、伝統 を守り続けている有名な家元です。初代白井半七は京都の土風炉師から 技法 を修得しました。1684~88年に、土風炉を中心とした 茶器 を数多く制作していたそうです。茶の湯で好まれる綺麗な茶道具を沢山制作しており、お茶会でも人気のある茶道具の作家で、比較的高価買取させて頂ける逸品です。
このお客様のご事情は、古美術やかたは半世紀の50年近く営業実績があり、この間いろいろの事がありましたが、現在では、京都を始め、大阪や東京美術俱楽部で開催される競り市にも参加させて頂いております。また世界のオークション、クリスティーズの会員で年末年始には、ご挨拶に来店頂いております。多くの信頼あるメディアにも紹介され、最近では一日2~3軒の売却依頼を頂く事もよくあります。このお客様も四国の愛媛県で有名な萬翠荘近くのお客様ですが、古美術やかたのホームページで当店の営業実績をご覧になり出張してお譲り頂いたと思われます。