骨董品売却依頼で、福島県のお客様より秦蔵六の金工作品や諸道具を宅配でお譲り頂きました。
売却例の説明
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今回福島県のお客様よりお譲り頂きましたが、骨董品 や 茶道具 は同じような作品に見えても、全て一点物でその時々で価格も異なり、今回は古い時代の 逸品 で 保存状態 も良く、高値でお譲り頂きました。よくある秦蔵六の作品ですが 保存状態 も良く、余り目立たず 完品 に近い価格をご提示させていただきました。このように細かく査定しておりますが、直接販売しているので他店よりは高価で買取させて頂けると思います。その他にも気になる品物がおありでしたら、ぜひお気軽にご相談くださいませ。どうぞよろしくお願い致します。
江戸時代末期から続く京都の 鋳金 家、秦蔵六の金工作品で、共箱が付いております。四代蔵六は、造形美溢れる美しい 金工品 を数々の 個展 で披露し、煎茶道具 なども多く手掛けており、この作品もさすが蔵六と思わせる丁寧で堂々とした見事な作りです。写真をご覧のように保存状態も良く、大切に仕舞われていた未使用品です。このような著名な作家の 金工作品 は高価買取させていただきます。
このような鍍金された品物もありますが、もっと手間をかけた合金方法もあり、今回はその内の 黒四分一 について説明させて頂きます。四分一 を40%と 赤銅 を60%合わせたものに、さらに金を1%混ぜた合金のことです。煮色仕上げで赤銅の青みがかった黒とは異なった黒色が得られます。この作品は四分一合金、別名 朧銀 とも言われている制作技術と同じように用いられる 技法 で、四分一合金とは色合いや質感が変わり、独特の優雅さが生まれ、一部の 愛好家 には特に好まれます。