買取実績 buy

島根県のお客様ですが茶道具売却依頼で出張させて頂き、永楽善五郎の茶碗やその他の茶道具をお譲り頂きました。

売却例の説明
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先に作品の説明をさせて頂きます。仁清写しの作品で、青松の 図柄 が描かれた、上品な作品です。永楽善五郎の茶碗で、ご覧のように状態の良い 茶碗 です。本体も 共箱 も保存状態 が良く、大切に使用されてきた綺麗な逸品です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。

十七代 永楽善五郎
昭和十九年生まれ。名前は紘一で、 は紘康庵です。昭和四十一年東京藝術大学/日本学科卒業で、修了作品は大学お買上げとなる。第八回伝統工芸新作展にて奨励賞 受賞 されました。昭和五十四年(1979年)国際陶芸アカデミー会員となる。平成十年永楽即全(1917-1998)の隠居にともない永楽家十七代、永楽善五郎を 襲名

幼年期から絵を描くことを好み、東京藝術大学日本画科に進学、そして陶芸への道に入りました。
ここでは画才を生かした作風を学び大学院修了作品、吹墨色絵雪華に鴛鴦文皿は母校の東京藝術大学に買い上げされています。紘一時代の平成三年ドイツケルン市にて京都工芸二人展開催。同年国際交流基金の主催にてフランスのパリにて、華麗なる光彩・永楽紘一展が開催されています。その後、京都/高島屋、東京/高島屋で襲名記念十七代永楽善五郎展を開催しておられ、現在に至り、そして淡彩の「染付」から豪奢な「金彩」「銀彩」を施し、力感に満ちた「金銀彩」の「花入」の発表へと作陶は展開をとげています。

このお客様のご事情は、何代も続いたお宅で、改築の為に整理をされていて次世代に継承したい品物と、売却したい品物を区別したいので、出張して道具の整理をお願いしますとお電話を頂きました。地方のお客様ですが、先々代からの沢山の茶道具骨董品 があり、またどの品物が買取りしてもらえるか分からず島根県のお客様より当店のホームページをご覧になり、遠くですが出張して下さいとお電話を頂きました。出張して説明させて頂くと、「古美術やかたさんの説明に納得致しました、さすが京都の祇園骨董街の店なら安心」と話され、買取させて頂きました。

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