お年寄りからの茶道具買取依頼で、現場に行った方が良いと思い、長野県下高井郡のご自宅まで出張させて頂き、茶碗や抹茶道具をお譲り頂きました。
売却例の説明
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ご高齢のお客様の様でしたがお電話を頂き、「私は外出も出来ず、整理はとても出来ないのですが、数点の古美術 骨董品 があり、遠くですが来ていただけますか」とお電話を頂きました。長野県でも山間部の渋温泉のお客様でしたが、お年寄りのお客様なので出張して、説明させて頂きたいと思い出張させて頂きました。面白い骨董品や 茶道具 もあり、しっかりお値段を付け、買取させて頂きました。帰り際には、「わざわざ不便な田舎まで来てくれてありがとうございました」と何度も頭を下げて頂き、遠くのお宅でしたが、お役に立てて良かったと気持ちの良い出張でした。茶道具が多くあり、平 茶碗 ですが綺麗な逸品を買取させて頂いたので先に紹介させて頂きます。
浅見与し三の抹茶茶碗で綺麗な 共箱 が付いております。蛍の 図柄 が内側まで描かれており、上品で優雅な 逸品 です。写真をご覧のように、大切に仕舞われていた未使用品です。この作品は、お店で販売している安価な品物で、ホームページ上では販売しておりませんが紹介させて頂きます。店頭では二千円から一万円までの楽しいアンティークの品物を沢山販売しておりますので、是非ご来店くださいませ。作者の浅見与し三は、大正時代に父・与之助(二代五郎助の次男)より分家して五条坂にて開窯し、五代清水六兵衛に 師事 します。茶道具をはじめ、花瓶 や割烹食器など幅広い作域で近現代的な感性を取り入れ、現在は四代目が活躍されています。
平茶碗は、茶道 で夏(5月~10月)に用いる抹茶茶碗のことで、茶碗の形状が、お皿のように平べったいため「平茶碗」と言われます。夏用の平茶碗が、このような形をしている理由は、広い口でお茶が冷めやすい形だからです。暑い夏は、冷めやすい形のほうがお茶が美味しくなります。また平茶碗を使うことで、お茶会がいかにも涼しくなるような演出をすることが出来ます。しかし、茶道では平茶碗を使わなければならないという決まりはありませんので、真夏であっても、通常の形の抹茶茶碗を用いても問題ありません。