祇園街ならではの、、、ロマン溢れるお話、、、
2022.06.16
一見さんお断りの祇園街。
お茶屋遊びのお客様は、昔は通い詰めるお客様か、紹介のお客様が殆どです。
著名な政治家や芸術家、また実業家が多くおられ、祇園界隈の骨董商の間では、祇園に偽物は無い と格言があります。
まさに格言道理の実話がありました。
先日祇園街の芸者さんをしておられたお宅より、買取させて頂いたエピソードです。
この芸子さんは、花柳章太郎さんや表千家の御家元即中斎、また永楽善五郎さんがお得意様で、皆さんがそれぞれご一緒に遊ばれたとき頂かれた逸品だと思われます。
最初の写真は、たぶんお客様だった著名な洋画家の描かれた色紙で、芸子さんの横顔だと思われます。
次のシミが入った掛軸は、着物を包むたとおしに描かれた逸品で、花柳章太郎さんや表千家の御家元、即中斎が一緒にプレゼントされた、着物に包まれていたたとうしだと思われ、その包み紙にお遊びでに描かれた逸品と思われます。
貰われた芸子さんが大切に表具を施された逸品、、、、ロマンですよね!
書かれた文章は「これを着て御正月に精々かせいで、早く親子もろ共食いなさい」です。
花柳章太郎さんが絵を描き、表千家の家元、即中斎が字を書かれたと思われます。
このように、祇園街には偽物が無い、本物以上に、、、夢とロマンが息づいている街です。
どのような世界でも一緒なのでしょうね、、、
一流と言われる著名な人々も、
努力して、一生懸命に、来られたのでしょうね、、、
自分も、昔そうだった、一生懸命の気持ち、、わかるから、、、
応援されているんでしょうね、、、、
人生、ロマンやね、、、
一生懸命、チャレンジって、夢と浪漫やね、、、
人に生まれて、ロマンやね、、、