銀ヤンマ、鬼ヤンマ
2007.10.15
リー君と行ったトンボ取り,
昭和24年生まれの私、 小学二年の思い出、
リー君、の意気込みは凄かった、
「60~70センチの糸の両端に小さなおもりを付けます。
おもりには、銀箔を巻いた人も、有り、
トンボが来ると、大空に、放り投げます、
出来るだけ、糸が、広がるように、
両端のおもりを、餌の昆虫、と間違い、
トンボが、突っ込み、糸に絡まるのです。」
僕が糸を持ってきました。
リー君お待ちかね、
それは、絹糸、です、
僕のおじさんが、西陣の職人さんで、
もらったのです。
今まで、リー君の糸、木綿糸、
トンボは賢く、木綿糸は、見抜かれ、
取れません。
絹糸は、細くて、きらきら、光っています。
当時、高価な品物で、
僕んちも、サラリーマンのお家ですが、
リー君は、もっと、もっと、貧乏なお家で、
とても、絹糸は、手に入らなかったのです。
リー君が持ってきた、錆びた釘が、おもり、
まっさらの絹糸、
僕達、初めて、最高の道具。
銀ヤンマ、鬼ヤンマ、
夕暮れ時に飛んでくる、トンボを、待つだけや、
今日は、やったる、
三時ころから、西の空を見ている、二人でした。
当時の西陣、一クラス2~3人韓国の友達が一緒でした。
長くなりますので、、、またね、おたのしみ!!
ゴメンナサイ!!