木庵 買取
木庵性瑫は、中国から日本へと渡った 黄檗宗 の有名な高僧です。
黄檗三筆の一人で能書家として知られており、優れた書を多く残しています。
中国人らしい唐風の作品は「雄健円成の書」と評され人気が高く高価買取しております。
日本一、歴史ある
京都祇園骨董街にあります。
京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約80軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。
京都祇園で小売販売している
老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。
世界各国から1日100名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時2000点以上展示販売しており、
愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。
買取依頼のお客様に納得して頂くことを
第一と考えております。
ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和56年に開業、長年の信頼と実績があります。
木庵の作品ー査定・買取ポイントのアドバイス
木庵(もくあん)・特徴と技法
1611年(万暦39)~1684年(貞享元)74才没。
江戸時代前期に渡来した 臨済宗 黄檗派(黄檗宗)の中国の僧侶です。
俗姓は呉氏。勅諡 号 は慧明国師。
福建省泉州府晋江県の出身。
生まれた時代は、中国の明時代後半で、日本では江戸時代の徳川家康から二代将軍秀忠に政権移る頃です。
1611年に現在の中国福建省で生まれ、16歳のころ出家しました。
その後は大陸各地を巡りつつ修行を行いました。
1648年、黄檗山にて隠元隆琦に学びます。
1655年、日本に渡っていた隠元の招きに応じ来日、各地の寺院に滞在した後、宇治の黄檗山萬福寺へと入ります。
1664年、隠元の後を継ぐ形で萬福寺の法席につきます。
萬福寺の歴代和尚の中で、最も功績を残しています。
1665年、江戸を訪れ、四代将軍の徳川家綱に謁見し優遇され、1669年に紫衣を賜りました。
1680年、法席を次代に譲り隠居し、4年後亡くなりました。
日本を訪れてから多くの弟子を育て、10以上の寺院を設立するなど、黄檗宗の布教に努めています。
また能書家としての評価も高く、隠元や即非如一とともに 黄檗の三筆 と称されています。
その書風は中国人ならではのものがあり、「唐風」「黄檗風の書」として珍重されています。
一行書 や古筆、茶席の書画など、素晴らしい古書画が残されています。
木庵のような 高僧 が書いた禅語の 掛軸 は、茶席には欠かせないもので、たいへん人気があります。
木庵の作品 作風と買取価格のワンポイント
黄檗山は煎茶道では有名な流派で、特に木庵は隠元と共には人気があり、高価買取対象作品です。
茶道で好んで使われる横物のお軸や、一行書の 掛軸 なども、木庵の書画は高価買取させて頂きます。
若年 の作品よりも、独自の境地を築いた晩年の 名品 が高価買取対象です。
木庵の作品をお持ちのお客様、お気軽にご相談ください。
木庵の作品の場合は、購入された時から入っている箱(共箱)は大切な箱で、共箱には木庵の自筆のサインと 落款 が押されています。共箱は、保証書も兼ねており、有る・無しで、買取価格は大きく変動します。
汚れや傷みがある場合でも、現状のままお持ちください。
鑑定証 の有無に関わらず、まず当店で無料の 真贋 の判断やアドバイスをさせて頂きますので、お電話でご相談ください。一般的に 絵画 の 鑑定 は、美術俱楽部やそれぞれの指定された 鑑定機関 で行われており、その場合、真贋を問うだけで、約3万円~5万円かかり、有料です。
【所定鑑定人・鑑定機関】
木庵の場合、鑑定機関はありません。
当店では高額な作品も扱っております、一例ですがご覧ください。
お買取りさせて頂いた作品は価格を表示してホームページや店頭で販売しています。
木庵をはじめ買取させていただいた作家の作品も数多くあります、是非ご覧ください。
当店には木庵の愛好家やコレクターのお客様もおられ、新しい作品の入荷をお待ちです。
木庵の作品をお持ちのお客様は、お気軽にご相談頂ければ適切なアドバイスをさせて頂きますので、是非お問い合わせ下さい。
古美術やかたの店内写真
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- 『近代盆栽』9月号
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- 『Hanako WEST』4月号
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- 『MORE』12月号
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木庵 略歴
中国福建省泉州府の人で、俗姓は呉氏。江戸前期に明国から渡来した 臨済宗 黄檗派の禅僧。
隠元とともに明暦元年(1655)来朝。隠元の黄檗山開創を助け、寛文4年(1664)隠元の後をついで住山、延宝8年(1680)黄檗山の法席を第3代の慧林性機に譲り、紫雲院に隠退。たくさんの語録を残し、書では師の隠元隆琦、即非如一ととに 黄檗の三筆 と称され、日本人に多くの影響を与えた。
一行書、掛軸、茶席の書画など、素晴らしい古書画を残している。
江戸初期の黄檗宗の渡来は、当時最新の中国文化を日本に紹介するうえで大きな役割を果たした。
美術の分野でも、彫刻 や絵画、書、工芸品 などに大きな影響を与えた。長崎の居留民のために作られた、崇福寺や福済寺、興福寺などが代表的である。
強い異国風を感じさせる渡来職人たちによる明代の寺院建築の 意匠、彩色が施されている。
黄檗絵画にも、羅漢や達磨の衣などに施された鮮やかな色彩が施されているのが特徴である。
黄檗寺院は、隠元が、1661年に幕府の庇護のもと、宇治の万福寺を創建したことにより京都にも伝わった。
この地を黄檗宗の拠点としたことは、明代末期の 仏教美術 を日本に伝える上での契機となった。
また、京都の 絵師 たちにも強い影響を与えた。木庵は、京都にある黄檗山萬福寺第二代住持。著「紫雲山草」「紫雲開士伝」など。
木庵は能書家としても知られ、その書風は中国人ならではのものがあり、隠元、即非とともに黄檗三筆と称されている。
三人には共通した書風があり、隠元の「穏健高尚な書」、木庵の「雄健円成の書」、即非の「奔放闊達な書」と評され「唐風」あるいは「黄檗風の書」として珍重されている。
木庵の主な出来事や作品の年表
江戸時代に明から渡来した臨済宗黄檗派(黄檗宗)の僧。
俗姓は呉。福建省泉州府晋江県出身。号は慧明国師。
16歳で出家して開元寺の印明の門に入った。
1629年に得度し、杭州や天童山、西湖等を歴参して、28歳の時には、金粟山の費隠通容に参禅した。
費隠の許で、副寺・侍者から知賓を経て維那にまでなった。その後も、紹興や天台山等を遍歴した。
1648年には、天童山の費隠の許に行こうとするも戦乱のために果たせず、中国黄檗山に登り隠元隆琦からその法を受けた。
1650年より剣石の太平寺に晋住した。
1653年には太平寺の住持を即非如一に譲った。
1654年に来日していた隠元に招かれ1655年に来日、長崎の福済寺の住持となった。
1660年に摂津国の普門寺、1661年山城国宇治の黄檗山萬福寺に入り、1664年9月4日、隠元の法席を継いだ。
1665年江戸にくだり4代将軍徳川家綱に謁見し、優遇された。江戸紫雲山瑞聖寺を初め10余寺を開創し、門下も50余人に及んだ。
1669年、将軍より紫衣を賜った。
1680年2月、晩年は黄檗山の法席を第3代の慧林性機に譲り、山内の紫雲院に隠退した。
1684年1月20日、病により没した。享年74。
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