浦上玉堂 買取
江戸期を代表する南画家で、国宝や重要文化財に数多く指定されている浦上玉堂の作品は高価買取致します。
浦上玉堂は、大器晩成の画家で、60歳以降に描かれた晩年の作品が特別高価買取対象作品です。
日本一、歴史ある
京都祇園骨董街にあります。
京都は千年も続いた都です。
京都祇園骨董街の中でも当店は、歴史的保全地区に指定されています。
約８０軒の古美術骨董商が軒を連ねる、
日本でもトップの祇園骨董街にある老舗の骨董店です。
京都祇園で小売販売している
老舗骨董店だからこそ高価買取出来るのです。
世界各国から１日１００名近くのお客様がご来店頂いております。
店頭には買取商品を常時２０００点以上展示販売しており、
愛好家やコレクターの方が品物の入荷をお待ちです。
買取依頼のお客様に納得して頂くことを
第一と考えております。
ホームページや店頭にて販売する価格を提示して、買取りさせて頂いております。
是非、ご来店頂くか、ホームページをご覧下さい。
京都祇園で昭和５６年に開業、長年の信頼と実績があります。
●お譲り頂いた品物を直接販売しており、入荷をお待ちのお客様もたくさんおられます。
★古美術やかたでは、日本の古美術骨董品を後世に伝えたいと信念を貫き、半世紀営業してきました。
「品揃えが豊富で専門店にない面白味がある店」と、世界各国の美術館・博物館や愛好家の方々に来店頂き、買取から販売を一括しており、他店では真似の出来ない、独自の営業方針や特殊な骨董業界の説明をご覧ください。
浦上玉堂の作品ー査定・買取ポイントのアドバイス
浦上玉堂（うらかみ ぎょくどう）・特徴と技法
掃俗語横幅
1745年（延享2)～1820年（文政3）76才没。
江戸時代の化政文化期に活躍した文人 画家 です。
代々武士の系統を受け継ぐ浦上家の末裔で、大目付を務める家柄でした。
玉堂自身も中年期以降まで備中鴨方藩士として仕えています。
岡山城下備中鴨方藩邸内で生まれました。本名孝弼、字は君輔、通称は兵右衛門。
7歳の時に、父を失くし 家督 を継ぎます。
35歳のとき、中国 伝来 で「玉堂清韻」の 銘 のある七弦琴を入手しました。
このことから「玉堂琴士」を名乗るようになりました。
50歳のとき、武士を捨て、子供を連れて脱藩し、以後は絵画と七絃琴を友に諸国を放浪します。
妻をなくし、自由人として生きた精神は日々研ぎ澄まされ、独自の境地へとに達したと言われています。琴を愛好した大器晩成の文化人で、我が国の近代絵画を代表する人物です。
晩年 は京都に落ち着いて、文人画家として風流三昧の生活を送りました。
絵は 独学 で、自由奔放な 山水画 を描き、60歳以降に佳作が多い作家です。
代表作の「凍雲篩雪図」は川端康成の愛蔵品として有名です。
玉堂が60代頃の 逸品 で、東北を訪れたときの冬の情景を描いた 水墨画 です。
その他に「山雨染衣図」「秋色半分図」「幽閒泉石図」などの代表作品があります。
浦上玉堂の作品 画風と買取価格のワンポイント
岩に水平に引かれた墨線や橋を渡る高士が描かれた、浦上玉堂の特徴的な晩年作品は高価買取致します。
濃淡交えた繊細な渇筆を駆使した山水画など、60歳以降の円熟期の作品は高価買取対象作品です。
絵画は簡単な作品から時間をかけた力作があり、また 図柄 や種類によって買取価格は変動します。
浦上玉堂の作品も 若年 の作品より、独自の境地を築いた晩年の 名品 が高価買取対象です。
浦上玉堂の作品をお持ちのお客様、お気軽にご相談ください。
浦上玉堂は江戸時代の人物なので数が少ないのですが、購入された時から入っている箱（共箱）は大切な箱です。
共箱には浦上玉堂の自筆のサインと 落款 が押されています。
共箱 は、保証書も兼ねており、有る・無しで、買取価格は大きく変動します。
下記のような汚れや剥脱があっても、現状のままお持ちください。
日本画は、「蔵シミ」や「ほし」と言われる汚れが出やすく、買取価格も変わってくるので、出来ればご確認ください。
明るい所か、ライトをあてて画面を良く見てください。
鑑定書 の有無に関わらず、まず当店で無料の 真贋 の判断やアドバイスをさせて頂きますので、お電話でご相談ください。
一般的に絵画の 鑑定 は、美術俱楽部やそれぞれの指定された 鑑定機関 で行われており、その場合、真贋を問うだけで、約3万円～5万円かかり、有料です。
【所定鑑定人・鑑定機関】
浦上玉堂の場合、鑑定機関はありません。
当店では高額な作品も扱っております、一例ですがご覧ください。
お買取りさせて頂いた作品は価格を表示してホームページや店頭で販売しています。
浦上玉堂をはじめ買取させていただいた作家の作品も数多くあります、是非ご覧ください。
当店には浦上玉堂の愛好家やコレクターのお客様もおられ、新しい作品の入荷をお待ちです。
浦上玉堂の作品をお持ちのお客様は、お気軽にご相談頂ければ適切なアドバイスをさせて頂きますので、是非お問い合わせ下さい。
浦上玉堂の買取実績と買取価格の解説
古美術やかたの店内写真
メディアにも多数ご紹介いただいております
クリックしてご覧ください
メディア紹介 MEDIA
- NHK国際放送で世界に紹介されました。英語版【動画】
- NHK国際放送で世界に紹介されました。日本語版【動画】
- BS朝日「京都ぶらり歴史探訪」で紹介され、中村雅俊さんご来店【動画】
- NHK京いちにち「京のええとこ連れてって」取材【動画】
- 『京都新聞』とKBS京都で鴨東まちなか美術館を紹介頂きました。
- 『和楽』7月号 樋口可南子さんがお店へ！！
- 『婦人画報』2012年5月号
- 『樋口可南子の古寺散歩』（5月17日発行）
- NHK「趣味Do楽」とよた真帆さんご来店！【動画】
- NHK『美の壺』（4月24日放送）
- 『和楽』10月号
- 『Hanako 京都案内』
- 『FIGARO japon』12月号
- 『mr partner』2011年2月号
- 2009年11月 『週刊現代』2009年11月28日号
- 『Hanako WEST』4月号
- 『骨董古美術の愉しみ方』（4月16日発行）
- 『近代盆栽』9月号
- 『Hanako WEST』11月号
- 『ORANGE travel』2006年 SUMMER
- 『婦人画報』2004年9月号
- 国際交流サービス協会に2017年6月７日紹介頂きました。
- 『Grazia』6月号
- 『VISIO ビジオ・モノ』5月号
- 『Hanako WEST』4月号
- 『gli』11月号
- オレンジページムック『インテリア』No.23
- 『MORE』12月号
- 『花時間』7月号
- 『東京育ちの京都案内』麻生圭子著 文芸春秋刊
- 『私のアンティーク』
ＴＶ出演お断りの理由は「古美術やかたの特長」や「買取のお客様必見」を詳しくご覧下さい。
日本全国対応致します、
まずはお問い合わせください
お問い合わせのお電話番号
075-533-1956
11：00～18：00（定休日：月・火）
※ご予約の買取業務は定休日も行っております。
買取は古美術やかたへ！老舗骨董店ならではの６つの技
浦上玉堂 略歴
風雨釣艇図
延享2年（1745年）、岡山城下備中鴨方藩邸内で生まれる。
本名孝弼、字は君輔、通称は兵右衛門、35歳の時より自ら愛用の七弦琴の銘に因み、玉堂琴士と号す。藩務の傍ら、琴を弾き、詩を詠し、筆を執って墨書し、酒に酔い絵を描くという文人として自適の生活を送る。
7才の時父を失くし家督を継いだ後、16才で四代政香の御用詰。
23才で御武具奉行、御共頭、そして新知九十石を受け、大目付にまで昇進した。
35歳のとき、中国・明の顧元昭作と伝わる「玉堂清韻」の 銘 のある名琴を入手したため「玉堂」を名乗るようになる。
43才のときには罷免され閑職につき、これ以降、重用されることはなかった。
寛政6年（1794）4月50歳の時、城崎温泉から春琴・秋琴の二子を連れ、岡山を出奔し、諸国放浪の旅に出る。
脱藩の原因はよくわからないが、風雅を好んだことや、寛政異学の禁で交友のあった河本家が弾圧をうけたことも一因とされる。
すでに妻はなくなって自由人として生きる精神は日々研ぎ澄まされ、独自の境地に達し、我が国、近代絵画の頂点を極めた。
脱藩の2年前の48歳に描いた 逸品 が残っている。
藍や代赭を多用した明るい画面で、晩年 に多く描かれた独自の褐筆・擦筆による 水墨画 の世界とは趣を異にしている。
一方、岩に水平に引かれた墨線や橋を渡る高士などは、玉堂 晩年 の作品に必ず描きこまれるものであり、晩年への萌芽も見て取れる。
晩年は京都に定住し、文人画家として風流三昧の生活を送り、60代・70代に多くの作品を残している。
代表作に国宝「東雲篩雪図（故川端康成蔵）」、重要文化財「山雨染衣図」等がある。
「東雲篩雪図」は冬の山中を絶妙な墨の調和と 繊細 な筆運びで憂愁を込めて書き出した作品。
「山雨染衣図」は秋の明るく澄んだ山中を、微妙な色彩を加えることで表現した 名品 で、いずれも 晩年 の作。
風になびく様子を取り入れた「動」が印象的な作品。
また、玉堂の最晩年の傑作といわれる「秋色半分図」も筆致が特徴的な作品。
「幽閒泉石図」は、紙本 墨画淡彩の作品。もの静かで奥深い情景を刹那に描いた知られざる名作。
その他の代表作に「凍雲篩雪図」「酔雲醒月図」「山紅於染」「雙峯挿雲図」「鼓琴余事帖」。
浦上玉堂の主な出来事や作品の年表
1745年（延享2） 岡山城下備中鴨方藩邸内で藩士の末子として生まれる。
本名孝弼（たかすけ）、字は君輔（きんすけ）、通称は兵右衛門。
1751年（宝暦元）父が病没し7歳で 家督 を継いだ。16歳のときに藩主の側近となる。
以後、勤勉に公務に従事し順調に昇進を果たす。いっぽう、儒学に傾倒し、七弦琴に夢中になった。
1779年（安永8） 大阪の木村蒹葭堂を訪問。明の顧元昭の七弦琴「玉堂清韻」を得る。
1781年（天明元）大目付となる。
1787年（天明7） 大目付を罷免。次第に文人生活への思いが募る。文事に没頭するあまり、43歳のときに左遷される。
1793年（寛政5） 表向きの勤めを辞す。
1794年（寛政6） 50歳で脱藩。春琴、秋琴をつれて旅に出る。玉堂琴士集」を刊行。以降、全国各地を旅する。
1796年（寛政8） 再び江戸を経て京都にしばらく滞在。
1805年（文化2） 九州に渡り長崎や熊本を巡る。
1808年（文化5） 水戸、会津、飛騨、金沢など奥羽へ旅し、会津に秋琴を訪ねる。
1811年（文化8） 京都に戻る。
1820年（文政3） 10月逝去。76才没。
玉堂が画業に本格的に打ち込み始めたのは、40歳代に入ってからのことと考えられている。
当時は自己の様式を確立するまでには至っていなかった。
「気ままに描くのだから画人（画家）というのは恥ずかしい」と「自識玉堂壁」に記している。
やがて独自の 画境 に達する玉堂であるが、本人は職業画人（プロの 画家）と見做されることを拒んだ。
その姿勢を生涯貫き、琴を奏で、詩をつくり、書画をかき、文雅を好む友人たちと盛んに交流している。
そうした暮らしぶりが職務にふさわしくないと判断されたのか、玉堂は43歳の時に大目附役を解かれ左遷された。
脱藩後の玉堂は諸国を遊歴した。
城崎から大阪（大坂）を経て江戸へ、そこで春琴と別れ、秋琴を連れて会津へ向かう。
秋琴はこの時から会津藩へ仕官した。
会津を発ってからは、諏訪、京都、大阪をまわっている。
50歳代後半は京都を中心に活動していることが判明しているが、詳しい消息は不明。
60歳になって京都、大阪、名古屋に姿を現し、60歳代前半で周防、再び大阪、水戸、飛騨、金沢を訪ねている。
各地で交友を楽しんでおり、長崎では幕臣で文筆家大田南畝、広島では儒学者頼春水、漢詩人菅茶山に会いう。
大阪の持明院では40日にわたり 文人画 家の田能村竹田と同宿、金沢では藩士で文人の寺島応養と親交した。
その後、67歳の時に京都に暮らす長男の春琴一家のもとへ身を寄せた。
晩年 は京都に定住し、好きな絵を思う存分描いたため、晩年に多くの作品が残っている。
本人は琴士であることを自負しており、画作に向き合うようになったのは、30代半ば以降と思われる。
玉堂が描いたのは基本的に墨で描く 山水画（時折わずかな淡彩を施す）である。
構図 や筆法のバリエーションは限られているが、同一主題をくり返し描く。
そのなかで、その水墨表現は深化し、中国文人画の本質に迫っていった。
死後、京都嵯峨野の法輪寺境内に、頼山陽撰文の「玉堂琴士之碑」が建てられた。
買取商品一覧
買取作家一例
お問い合わせ・買取のご相談
（定休日：月・火）
※ご予約の買取業務は定休日も行っております。
FAX 075-571-8648
買取方法と流れ
★出張買取 出張・査定・見積り、全て費用は無料
★宅配買取 送料無料、買取価格保証
★全て現金でお支払い
買取実績 PURCHASE RECORD
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。
中国美術の昔の玉で出来た湯冷ましを茶道具出張買取依頼を頂き、お譲り頂きました。
京都市東山区大和大路通新門前上ル西之町197番地アクセス