古道具の植木鉢ですが骨董品出張買取を頂き、数点お譲り頂きました。
売却済
写真3枚掲載、クリックしてご覧下さい。
品番:T-74
価格:¥500,000-
横幅約 6.8cm 縦幅約 7.1cm 厚み約 0.3cm
重さ約 118g
今回掲載させて頂く 刀装具 は、競り市やオークションで買い受けた作品では無く、明治時代の コレクター のお孫さんより一括で直接買い受けた品物で、うぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
そのような作品で、買い受けた時点で日本美術刀剣保存協会の認定証の無い品物は新たに認定証は取っておりません。
この作品は、上記のように直接買い受けた作品で、ご覧のような収納ケースに入っておりました。
個別に販売致しますが、このような収納ケースに一括して大切に仕舞われていたので、参考に掲載しております。
材質は 赤銅 で、時代は江戸時代の鍔です。
赤銅の地肌一面に非常に丁寧な魚子地が施され、家紋や稲穂の 象嵌細工 や彫金細工が施されております。
一面の魚子地が家紋や稲穂の象嵌細工や 彫金細工 を引き立て、上品な風格を醸し出しています。
さすが 伝承 された江戸時代の 金工師 の作品で、魚子地 と彫金細工のそれぞれの技法が一体化された優雅な 鍔 です。
裏面は魚子地が一面に施され、シンプルの中に 日本古来 の魚子地の 技法 がさりげなく、鍔全体の優雅で上品な風格を醸し出しており、昔の 職人技 が冴える 名品 です。
縁周り全体には金象嵌の魚子地が施され、鍔の存在感を際立たせています。
採光の加減で白く光っておりますが、未使用品のような作品です。
「知常」と 銘 が入っており、金杉吉五郎だと思われます。江戸時代後期に活躍した人で、加藤直常の門人。薩摩国出身で江戸住。巧手の刀装金工師、赤銅魚子地に富士山図を高彫 色絵 にした 小柄 が有名。
老舗骨董店の当店ならでは1000点以上の買取実績を写真入りでご覧ください。