古道具の植木鉢ですが骨董品出張買取を頂き、数点お譲り頂きました。
売却済
写真3枚掲載、クリックしてご覧下さい。
品番:Z-35
価格:¥100,000-
全体 縦幅約 215m 横幅約 50.5cm
本紙 縦幅約 126cm 横幅約 37cm
谷角日沙春の美人画です。
昭和初期頃の 古い時代 の作品で愛らしく丁寧に描かれており、非常に趣のある 美人画 の 逸品 です。
表装も制作された当時のままで、当時の古裂の柄や、今では見られない風格が出来の良い 名品 と一体になり、昔の 職人技 が生かされた素晴らしいの掛け軸です。
ご覧のように、長年の時代を経てきた味わいのある作品ですが、大きなシミや汚れも無く、保存状態 の良い掛軸です。
共箱も付いており、大切に使用されてきた 掛軸 だとおもわれます。
谷角日沙春(本名・久治)は、明治26年(1893)浜坂町諸寄に生まれ、大正2年(1913)20歳のとき京都に出た。翌年菊池契月に入門して本格的に絵画修行をし、大正7年(1918)には第12回 文展 に初入選した。
日沙春は、最初から女性風俗や 女性像 をテ-マとし、大正9年(1920)から東京の吉原に住み込んで女性を観察・研究し、遊女をテ-マにした倦怠感の漂う作品を 帝展(日展の前身)に出品して 画壇 からおおいに注目された。大正12年(1923)関東大震災にあって再び京都に戻り、一時諸寄にも帰郷した。翌年再び京都に出て師・菊池契月の新古典主義的で端正な 画風 に転じ、昭和8年(1933)第14回帝展では入選(特選)した。
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