茶道具売却依頼で栃木県のお客様にお電話を頂き、宅配で永楽善五郎の作品をお譲り頂きました。
売却例の説明
写真が8枚あります。くわしくはこちら
このお宅は栃木県でも何代も続いた有名なお宅らしく、元々代々の方が茶道をしておられ、古道具 や 骨董品 で茶道関係の品物を持っておられ、当代の方は趣味が無く、当店のホームページをご覧になり、同じような品物を販売しているので売却したいとお電話を頂き、ラインで写真をお送り頂きました。茶道具 の 逸品 も買取させて頂きましたが、骨董品も一緒に買取させて頂き今回は先に永楽善五郎の盃を紹介します。
この作品は永楽善五郎(即全)の盃一対で、ご覧のように非常に綺麗な盃です。保存状態 も良く、未使用品の逸品と言っていい作品です。写真をご覧のように、共箱も保存状態の良い、大切に仕舞われていた 逸品 です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。
永楽即全は 千家十職 の一人 十六代永楽善五郎として 染付、色絵、金襴手、交趾、祥瑞などの作品を作陶しました。1935年に十五代永楽善五郎(永楽正全)の長男として京都に生まれます。父の跡を継ぐべく作陶の技術を修練するため京都市立美術工芸学校の図案科に入学し研鑽に励みます。しかし在学中に父・十五代永楽善五郎(永楽正全)が急逝し、1935年18歳の若さで十六代永楽善五郎を 襲名 されました。