ホームページをご覧になられた横浜市港南区のお客様より、李朝の古陶器などをお送り頂きました。
売却例の説明
写真が5枚あります。くわしくはこちら
「何処に売却したら良いのか分からないので、インターネットで検索してやかたさんのホームページを拝見し、古美術骨董店なので連絡させて頂きました」とお電話で話され、今回の買取依頼となり、メールに写真を添付して頂き品物を拝見させて頂きました。横浜にお住まいのお客様より、面白い李朝陶磁器や 諸道具 など数点をお送り頂き買取させて頂きました。
この 刷毛目 の 茶碗 は、味わいがあり形も面白い 逸品 です。保存状態 も良く、日本の時代的には江戸時代から明治時代頃に作られた逸品です。共箱 ではなく、合箱 が付いております。
刷毛目茶碗とは、高麗茶碗の一種で、李朝 初期の南鮮一帯、多くは全羅南道の務安や忠清南道公州郡の鶏龍山にて焼かれたとされ、三島と同様に、雲鶴に次いで古いと考えられています。刷毛目は、陶器の加飾法の一種で、泥漿にした化粧土を、刷毛や藁を束ねたもので 素地 に塗り、塗り目の現われたもののようです。本来はこのような逸品ですが、ただ刷毛目の最近の作家が作られた逸品も刷毛目茶碗と呼ばれています。