骨董品売却依頼で当店のお客様に紹介して頂き、茶道具の茶碗や香炉をお譲り頂きました。
写真が7枚あります。くわしくはこちら
地方のお客様が古いお屋敷を建て替えられるので、昔から有る 古道具 や 骨董品 の整理を頼まれた知人の方からお電話を頂きました。この知人の方は、以前に、ご自宅の整理の際に当店に依頼され、気に入って頂いていたのでお電話を頂いたようです。多くの骨董品や 茶道具 の写真をお送り頂きましたが、当店で販売できる 諸道具 のみ買取させて頂きました。この様に遠くの地方のお客様でも一度取引があるお客様から紹介頂く事もよくあります。いろいろな品物を買取させて頂きましたが、綺麗な抹茶茶碗なので、先に紹介します。
永楽善五郎(即全)の 茶碗 で、ご覧のように状態の良い茶碗です。保存状態 も良く、未使用品の逸品のように綺麗な作品です。写真をご覧のように、共箱も 保存状態 の良い、大切に仕舞われていた逸品です。この作品は、競り市やオークションで買い受けた作品ではありません。直接お客様より入荷した、業界ではうぶ荷と呼ばれる貴重な蔵出しの作品で、現状のまま販売しております。永楽即全は 千家十職 の一人 十六代永楽善五郎として 染付、色絵、金襴手、交趾、祥瑞などの茶碗などを作陶しました。1935年に十五代永楽善五郎(永楽正全)の長男として京都に生まれます。父の跡を継ぐべく作陶の技術を修練するため京都市立美術工芸学校の図案科に入学し研鑽に励みます。しかし在学中に父・十五代永楽善五郎(永楽正全)が急逝し、1935年18歳の若さで十六代永楽善五郎を 襲名 されました。
当店のお店には、日本はもとより、諸外国のお客様に、1日100名近くご来店頂いております。