相続で貰われた数点の煎茶道具を、埼玉県のお客様よりお送り頂きました。
売却例の説明
写真が5枚あります。くわしくはこちら
相続で品物を貰われて、分からない 煎茶道具 や陶磁器をお持ちなのですが、サッパリ分からないので、一度見て頂きたいと埼玉県幸手市のお客様より写真をお送り頂きました。自分は趣味も無いので、専門の骨董店に見てもらい、売却しようと思われていたようです。写真を撮ってメールに添付して頂き、数点の 骨董品 や 諸道具 を宅配買取でお送り頂きました。思われているより、高値で買取させて頂いたので、「詳しく説明して頂き、専門の骨董店に相談して良かった」と喜んでおられました。
この 蓋置 は著名な作家の白井半七の乾山写の作品です。保存状態 も良く、綺麗な共箱も付いております。絵付 の 赤絵 に近い 釉薬 や 図柄 が面白い逸品です。乾山写しとは、尾形乾山の作品を元に描かれた逸品です。尾形乾山とは江戸中期 寛文三年から寛保三年にかけての陶工で、京都に生まれ、「乾山焼」など数多くの作品の礎になる 名品 を作り上げた有名な陶工です。
白井半七は、初代白井半七は京都の土風炉師から 技法 を修得し、1600年代後半に土風炉を中心とした茶器を数多く制作していました。江戸時代に活躍した今戸焼の名工と呼ばれる人物です。其の後、九代目は大原へ移窯し、そこで白井半七の 伝統 を守り続け、現在でも続く今戸焼の名の知れた系譜です。